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初グループ展出品のメイン作決定、そして···
今年最後のレッスンは絵のご指導というより、「1ヶ月後に控えた初めてのグループ展への出展作品選出の相談」に始まり、『 描いた絵をどう世に出して目に留めてもらうか、どう自分の個性を印象強く打ち出していくか、新人として記憶に留めてもらうにはどうすれば良いか』···等の「営業(マーケティング)的な話」で一貫されました。(時間も押し気味に。)
さてグループ展···【出展する18名のうち1番になるくらいのつもりで、嫁に出すには惜しいくらいの自慢の子達を "メイン" と "小品" 1作ずつ】ということで私なりに、メイン作 の方はまず、>> 過去作品集 << から以下の 2点に絞り 、どちらが良いか先生のご意見を伺いました。
まずはコレ↓(① The Focus )。
私の力不足で「スキ」はそれほど集められてませんが、リアルで寄せられる声では、抽象画を見慣れてない人達にも過去作の中で1番人気が高かったです。
コチラ↓(② The Flow )は逆に、玄人受け?するのかな···。絵描き関係者達が真っ先に一目置いて下さってました。
それぞれの記事でもおわかりいただけるように、①は「一時は失敗作で終わるかと思った後に挽回した苦心作」、②は「トントン拍子に筆が進んだ洗練作」と制作過程からして対照的。
先生曰く、「荒削りでも①の方が 、葛藤した分の "エネルギー" が凝縮して出てる。18名の中で抜きん出て訴えかけるには、そういう1作を選んだ方が良い。②は、秋の個展に取っておきましょう。」と。
(「絵=エネルギー」というのを思い起こさせられました。)
そして、小品 の方はメイン作に準ずるような同系色&同構図で、「親子」のように統一感があり シリーズ化 させた方が、複数の個性が並ぶ中、まずは「この人はこういう絵を描く人なんだ」とインプットされやすい···とのこと。
早速、F0(メイン作の1/4)サイズの絵をあと1ヶ月で仕上げることとなりました。(今着手してるのは後回し。)
他にも名刺、キャプション、秋の個展(←まだそこまで頭が回らない···)案内状·····等の「デザイン&印刷」のことやら···展示期間に付随する 搬入・搬出・レセプション・在廊日・額選び、そして 昨今の美術界事情 やら···初めてのことばかり···。
そして、「グループ展が (音楽で言えば) "ジョイントコンサート" なら、秋の個展は (音楽で言えば) "先生のコンサートにゲスト出演"?」···的に正直どこかで先生に甘えてた私ですが、「同時期に同会場で開催される、"れっきとしたソロコンサート" と自覚すべし」と再認識も。案内状も先生のとは別に「私は私で作るべき」と。
基本「役立つ情報は提供するけど、自分の絵に関することは始まりから終わりまで自分で責任を」ということです。
···そうだよね。何甘えてんだ私。今後もずっと自分でやらなきゃいけないんだから勇気を出して踏み出して、「描くこと」以外のまつわることにも慣れなきゃ。
そして「生み出した作品を広めるまでがやることのうち」と。(コレは私も、音楽活動に関することも含め 苦手分野 ···ながら「そんなこと言ってられない!」と、この1年情報収集しまくり、自分に合う方法を模索してた所でした。)
さぁ、年末年始の息抜きは最小限にして、順に片付けていくことが一杯だ。そして何より、これから手を付けて提出する小品に全身全霊でとりからなければ。
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