音楽もできる画家で良かった！

…というか「絵も描ける音楽家で良かった」と言うべきか…。

グループ展の出展者さんの中で、仲良くなった比較的年代近い(?)お2人に、それぞれの絵の雰囲気に合いそうな「相方とのデュオ活動での音源」を1曲ずつプレゼントしました。音楽活動の方にも興味示して下さったので、お近付きの印に。

…したら…

最初のフレーズが耳に入るなり、ただならぬ美しさに丸ごと包まれ、最後の音色の余韻が消えるまで微動だにせず聴き入ってしまった。

聴いている間中、頭のてっぺんからつま先まで、音色の美しさがとてつもなさ過ぎて、細胞の1つ1つに至るまで浄化されていくようだった。

音楽で「体感」と言うのも変だけど、正に「体感」だった。

やさしいやわらかな川の流れ／さらさらカサカサと風のささやき／光に照らされながら…とても癒された。

…と…。

嬉しいなぁ…。

さすが画家さん方なので感性も豊かなのですね。

「体感」…正に演奏でそういうものが提供できるようにいつも心がけていたので、本望でした。絵の方もそうでありたい…。(実際、今回出展作品も「音が聞こえてきそう」とか「音楽家なだけに躍動感ありますね」と言われました。)

絵も音楽もメッセージなので、キャッチしていただけた時は表現者冥利に尽きるものです。(こればっかりは「"波長" が合わないと…」という所もありますが。)

いつの日か、自分の個展オープニングdayにそのギャラリーでミニコンサートしてお客様お迎えしたり、自分達のCDジャケットに自作の絵を使ったり、絵を購入して下さった方にはCDプレゼントしたり…「自分にしかできない形」…も実は今から意識してます。踊りもやってるので、それだって何かドッキングできないものか…。(実際「画家さんで舞踏家」という方もいらっしゃるようで「個展で舞踏も披露された」ってお話を、最近小耳に挟みました。)

でもまず今は基礎固め基礎固め。

各分野で独り立ちできるまでの実力をつけたい。「どっちかをどっちかでごまかす」ようにはなりたくない。「どっちもが相乗効果でパワーアップ」を狙いたい。

(総合的に)精進するぞ〜！