統合失調症とHSPの関係性


現代社会で統失と呼ばれる人がいる
過度な妄想や幻聴に悩まされる人達だ

私はHSPの能力を使い
相手の思考を読むという作業をやり過ぎた結果
十年以上感じた事がない 知恵熱 を感じ
非常に脳にストレスが蓄積されていた事を知った

この時の私は正常な精神状態ではなく
正に極限の精神状態に自分を追い詰めて
人の思考を必死になって追いかけていた

その結果 幻聴や幻覚は体験していないが
その日は非常に多くのデジャビュを経験した

その日の内に自分の精神状態の異常さに気が付き
たっぷりの食事とたっぷりの睡眠をとって事なきを得たが
私の考えに大きな影響を与えたといえる

何故なら思考に限界がある事がわかった事だ
脳にもちゃんとした容量がありその容量を超えてしまうと
脳の機能を破壊してしまう
それが不可逆なのか可逆なのかわからないが
脳にとって良い事ではない事は明らかだ

ダイエットや睡眠を削る行為もやり過ぎた結果
結局は肉体と精神の破壊につながる

その限界がどの程度であるかは
人によって異なる為 私には自分の限界がどの程度なのかわからない

わからないがその限界を超えてしまった時
私には破滅が待っているだろう


さて

統合失調症の話だが

私はHSPの能力と関係するのではないかと思っている

アスペルガーの人達がフラッシュバックに悩まされる様に
HSPの人達には統合失調症に悩まされる

HSPの空気を読むという能力は他者の精神を常に観察して自分に反映させる
細かな音や振動でも自分に異常が起きたものと捉えてしまう

HSPの人が自分の許容量以上の 他者の思考を読む という作業を行い
その限界を超えてしまった時
過剰ストレスがかかりドーパミンのタガが外れて異常に分泌するのではないだろうか?

他者の思考を読むという作業は非常に脳に負担になる作業である
現代社会はストレスまみれであり
常に他者との距離感を保って生活する事が求められる

そしてある日限界を迎えて
怒り狂ったり 絶望したり
鬱病を発症したり
無気力になったり 自殺したり

ある人は幻聴や幻覚が見える様になる
つまり統合失調症が発病する

実際の症状を見ていこう
今回はHSPとしての私の視点からどの様な状態であるのか考えていく

説明が足りない点がある事を先に詫びておきたい

陽性症状から

尚 重複する部分が多々見られる
ご容赦頂きたい


〈幻覚症状がある〉

他者の思考を読み過ぎて相手が考えているだろうと思われる事を口から発言してしまう
この時に相手が本当に思っている事であれば問題はないのだが
極度のストレス下の脳では正常な思考を読み取れず
相手が考えていない 幻覚 を作り出してしまう
これは正常な思考を取り戻せば治ると考えられる


〈妄想がある〉

HSPは常に相手の思考を読み取ろうとする
私達が映画や漫画を見て感動したり絶望したりする様に
HSPは常に他者の追体験を行なって自己にフィードバックしている
子供の頃の夢が 本当の恐怖 であった様に
極度のストレス下の脳ではそれを 追体験であっても自己に起きた様に錯覚してしまう

そうして他者から自分を観察する事で
悪口を言われていたり
見張られている様に感じたりするのである
この場合辛いのは 本当に悪口を言っていたり見張っている可能性がゼロではない事だ

妄想とはその人がHSPの能力を使って他者の考えを模写して自分で導いた答えである

実際に悪口を言っていなくても
他者が心の中で悪口を言っている可能性はある

その場合は 完全な妄想 とは呼べない

この能力を使いこなせれば
相手の気持ちを読む超能力の様な力が手に入るかも知れない
あるいはメンタリストの様な人達なのかも、、、
いや メンタリストはもっとロジカルな理論に基づいた結果か?


〈自己が他者に支配される〉

他者の思考を読む事で自己の意識は影響を受ける
他者が悲しくなったら自分も悲しくなるし
他者が怒ったら自分も怒りの感情が芽生える
それは様々なエンタメで実際に体験している事である

私はこれを統合失調症の一つとして入れるのはどうかと思う

貴方は周りの人間が仕事をしている時に一人で定時に帰れますか?
残っている人達の事を考えて一緒に仕事を終わらせようとしませんか?

勿論 人によって程度はあるが
これは誰しもが持っている義務感である

他者の気持ちを読む事に長けたHSPは
この義務感が人一倍強い

人が望んだものを強く意識してしまう為だ

それが自己が他者に支配されていると感じてしまう原因である

貴方も感じてるでしょ?

〈会話障害がある〉

これについては二つ推論を述べる

一つはヒラメキによるもの
HSPが極限のストレス状態に入ると
様々なヒラメキが脳内に生まれる
中には天才的な発想などもあるだろう

その場合には文字に起こして
論理に正しいか確かめる必要がある

もう一つは会話の途中で他者の思考に切り替わる事だ
この場合は自己の思考とは違う言葉が口から出てくる為 支離滅裂な内容になる
そして他者から自己に自己から他者の思考に切り替わる時 自己がどちらかわからなくなる為会話が途切れる事がある

〈行動異常がある〉

他者の思考を読んで追体験する事で興奮したり絶望したりする為
大声で叫んだり逆に無気力になったりする
芝居じみた行動をとる事があるのは他者になりきって行動しているものと考えられる

次に陰性状態について考える

〈感情の発露がなくなる〉

日々 人の気持ちを読んで他者に成り代わって考えに耽る事で
自己と他者の境目がわからなくなるのである

そうなるとドーパミンが異常に分泌され
幻聴や幻覚につながる
自己が確立できない
自分が何を求めているのかわからない為
無気力になり 他の人から見ると
鬱状態の様にも見える


〈気力が低下する〉

同上 
自己が何を求めているのかわからない為
気力が湧かないのも当然だろう


〈思考力が低下する〉

これは人間の防御反応として
他者の思考を読み取るのを拒否しているのではないだろうか?
オーバーヒートした脳を休ませる為に
他者の思考を読まないという反射的対応の様に思える


〈自閉的になる〉

これも他者との接触は危険だという防御的反応ではないだろうか?
他者の思考を読む事を無くし
一人としての時間を過ごす事で自己を守っているのだ

最後に認知機能障害


〈選択的注意力の低下〉

一つの事に集中できなくなる症状
これはHSPにとって当然の反応であり
ドーパミンの分泌を抑えるしか解決の方法はない様に思える


〈過去の記憶と混同する〉

記憶障害であり
相当のストレスが脳にかかっていると考えられる
この場合も薬の処方しかないか?


〈物事を概念化できない〉

これは体験した事がない為わからないが
極度に肉体が疲れた時に
物事を正しく行えずミスにつながる事がある
アレの事だろうか?

これもドーパミンの異常分泌が影響しているのか?


認知機能障害についてはどうすれば良いかわからない
やはり薬によってドーパミンの分泌を抑えるのが良いのだろうか?

それ以外の症状はHSPの能力と密接に関係している様に思われる


他のHSPの方

もし読んで頂けたら
コメントお願いします🥺

この記事が参加している募集