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私が答えられない質問「思考中毒になる」
この記事は以下のような方に参考になるかと思います。
・本を読む方
・なぜ?と心の中で自問自答することが多い方
・文系の方
この記事は書籍「思考中毒になる!」を読んだ感想とともに、その内容へ自分を当てはめ、考え、行動した記録を書いています。
私は下記にて毎週月曜にブログを更新しています。※noteではないです汗
https://ykakizoeblog.com/
ちらっと覗いていただけたら嬉しいです。
私が答えられない質問「思考中毒になる」
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今回の本
答えられない質問
私が一生で最も多く聞かれている質問がある。
「毎日ごはんどうしてるの?」
私はこの質問に、いつも答えられない。
2度の出産、復帰後も仕事はフルタイムで続けてきた。
退勤は18時、子どものお迎えを経て帰宅はいつも19時をすぎる。
そこから毎日、どう夕食をこなしているのか。
それがいつも話題になる。
今年の春に転職した私。
環境が変わり、今また私は同じ質問を受けている。
「毎日ごはんどうしてるの?」
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質問者は新しい職場の方々。
ここはぜひとも良いコミュニケーションを取りたい。
良好な関係を築きたい。
ここでうまく返して、その第一歩にしたい。
それに、
私へ質問をしてくれるということは、
少しは私に興味をもってくれているということだ。(たぶん)
だから、質問者の欲しい答えを言ってあげたい。
なんならその上をいきたい。
(へー!とか言わせたい)
なのに私は答えられない。
特別な工夫は何もしていない。
秘密のアイテムなんてのもない。
ただただ、当たり前に作っているだけだ。
いつも何にも答えられない。
夫の何気ないひとこと
このことをふいに夫に話した。
すると意外なひとことが返ってきた。
夫: その人は料理が嫌いなんだよ
えっ!?
夫: 〇〇ちゃんは料理好きでしょ。そういうことでしょ。
・・・そうか。
好きか嫌いかの問題だったのか。
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私はてっきり、この質問は『スキル』を聞かれているのだと思っていた。
だからスキルのことばかり考えていた。
クックドゥーを使っていますよ
千切りキャベツのピューラーを持っていますよ
(うーん・・・)
違うのか。
スキルじゃないのか。
この質問の本質は『マインド』だったのか!
好きか嫌いか、そういうことなのか。
それは気がつかなかった。
ならばこれから、私はこう答えればいい。
「毎日ごはんどうしてるの?」
「私、料理が好きなんですよぉ」
料理は好きか?
まさかの夫にヒントをもらい、解決したかのようにみえたこの一件。
仕事で近くの銀行へおつかいに出る。
外を歩きながらこの話を思い出す。
・・・なんか違うぞ。
問題は、
「なぜ質問者がその質問ばかりするか」じゃなくて
「なぜ私は答えられないか」だ。
いや、どっちにしたってなんか違う。
そもそもうちって、料理好きか?
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夫は私が料理を好きだといったけれど、
たぶんそれは彼が見たいように私を見ただけだ。
夫はいつも私の料理をべた褒めしてくれる。
「外食よりうまい!」
「お店が出せるくらいうまい!」
「定年後は一緒にお店をやろう!」
(さすが営業マン、口がうまい)
いつも自分好みの料理を作ってくれる“ 料理好きな妻 ”。
彼にはそう見えているのだろう。
しかし私は料理を好きだと自覚したことはない。
いつも自分が好きなメニューばかりつくる私。
私にとって料理とは、
好きな食べ物にありつけるまでの「必要な工程」だ。
ゆえに嫌いじゃない 程度のものだ。
料理が好き、とはなんだか違う気がする。
だが、
うまくはやれている。
味ではなく段取りが。
決められた時間内に、
ある程度のクオリティーで、
調理・片付けまで一式を済ます。
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自覚のないスキル
「意識しなくてもうまくできること」
このことばには覚えがある。
以前読んだ本に書いてあった。
「世界一やさしい才能の見つけ方」という本だ。
意識しなくても自然にうまくできること、それが自分の才能なのだそう。
そうか、
たぶん私にとって料理はこれにあたる。
好きとか嫌いとかでもなく、意識せずに自然にうまくできること。
「才能」。
(自分で才能っていうとおこがましいぞ)
そうだったのか。
才能だから自覚がない。
だから私は答えられない。
答えが出た。
「毎日ごはんどうしてるの」
この質問に、これから私はこう答える。
「私、料理の才能あるんだよね」
ブッブーーーー!!
思考は楽しい
この料理の話は、仕事でちょっと外出したときに私が頭の中で考えていたことだ。
思考は楽しい
今回の本もそう言っている。
わたしたちの将来は、考えることがストレスになって逃げだしたくなる人と、ワクワクしながら考える人という2つの道に分かれています。
あなたはどっちの道に進みたいと思いますか?
本書の著者 齋藤孝先生は、大学で学生たちにこう問いながら課題を与えているそう。
考えることから逃げたい人
考えてワクワクする人
私はこの違いがむちゃくちゃ分かる。
だってどっちも体験しているから。
これは私の、読書を始める前と後だ。
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2年前まで、1年で1冊も本なんか読んでいなかった。
読書感想文なんて大嫌いだった。
ずっと毎日インスタを見ていた。
ずっと毎日楽天Roomを見ていた。
それでも十分、楽しい毎日だった。
でも違った。
読書を始めると、
前とはまったく違う色の楽しさが、私の毎日を染めていった。
「うわぁ~その通りだ!」
「なにー!そう考えればいいのか」
本を読んでは共感や驚きをもらう毎日。
ポチっては伸びていく窓際の積読にワクワクする。
考えるワクワクは、しだいに「自分もやってみよう」になって、
行動も変わっていった。
この読書ブログをはじめた。
転職までしてしまった。
違いは“ ここから ”だと線をひき、はっきりと色分けができる。
2年前の自分と今の自分。
考えるワクワクを知る前と知った後。
齋藤先生が言う、分かれ道だった。
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意識してみるとワクワクできるネタはそこらじゅうにある。
なぜ隣の席のおじさんは愛されているのか?
愛されるおじさんの条件とは何か?
(私の最近のネタ!w)
今回の料理の話みたいなことをずっと考えて
「あぁ、そういうことか」なんて
自分なりに着地したという経験のある人は多いはず。
なんでもないようなことを面白がれる。
思考の楽しさってそういうことなんだろうな・・・
最後に。
今朝もこんなことがあった。
駅のホーム。
この記事の内容がひらめき、歩きながら必死にスマホへメモっていたとき、
横を通った年配の女性がぼそぼそっと何か言った。
(・・・今なんか言ったぞ?)
メモしながら頭の片隅でそのぼそぼそをリピートする。
そして数分後に気が付いた。
(あ・・・「歩きスマホ危ない」って言ったんだ・・・)
私への注意だった。
(ごめんなさい!)
そう思いながら考える。
歩き「スマホ」危ないか・・・くぅ。
でももしこれが「本」だったら私は今日、注意されただろうか。
「kindle」だったら?「漫画」だったら?
歩き読書・・・二宮金次郎・・・ニノキン・・・歩きニノキン危ない・・・アルキン・・・
楽しい。
うまくまとめられたら、またここに書きたい。
今週の記事はここまでです。
今日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
私のブログはnote以外で下記にて毎週月曜に更新しています。
https://ykakizoeblog.com/
ちらっと覗いていただけたら嬉しいです。
ではっ
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