CADDiを卒業、Yoii(ヨイ)で始動
Yoii(ヨイ)の柿澤です。
今回はYoiiに参画するにあたってどんな事を考えているのかなどシェアしたいと思います!
Yoiiって何やってるの?
Yoiiはフィンテックベンチャーで、「資産の流動性を上げ、挑戦する起業家・企業の成長を後押しする」をミッションに、SaaSやD2Cなどのスタートアップ企業に成長を加速するための新しい資金調達手段を提供している会社です。
つまりは、株式の希釈化なし、保証・担保なし、スピーディ(最短6営業日)、手間なしで数百万円~数千万円の資金調達ができる手段を提供しています。←ここだけ覚えてください。(あとは読み飛ばしてOK)
直近ですと、例えば10XさんやFABRIC TOKYOさんにご活用いただいています。こちらをご参照いただくとイメージつきやすいです。
お客様のニーズを大きく分けるとこの2つの需要があります。
①エクイティ調達の前か同時で備える
②いま受注を伸ばしたい・加速したい
いわゆるレベニュー・ベースド・ファイナンス(RBF)というやつです。以下のような形で現状・過去の売上の積み上がりから将来発生するであろう売上をYoiiが推定してその将来売上債権の一部を買い取るというのもので、赤字・債務超過だからではなく、実質的な売上の積み上がり・伸びとキャッシュバーン自体を分析・評価するというやり方でまさにスタートアップに合っているものだと思います。
これ以上はちょっとややこしいので気になる方はこちらご覧ください。
スタートアップを経営されている方々には釈迦セポと思いますが、エクイティ・ファイナンスや銀行借入という既存のファイナンスの手段のみでは資金調達できるタイミングやフェーズが限定的で、かつ、資料作成とコミュニケーションコストがとにかく高いため、第3の資金調達手段が求められています。そこにちょうど出てきたのがRBFというもので世界的にはここ2-3年で既に10社ほどのユニコーンが現れてきている新しいフィンテックの領域です。
なぜYoiiに参画したのか?
社会インパクト
CADDiを出てまでやるからには、やはり社会に大きなインパクトがあることをしたいと思っていました。世の中にまだない価値を創り、社会全体をもっとレバレッジできるものは何かと。
Yoiiは世界的に見てもまだ新しい分野であるRBFを他社に先駆けて日本で開始しており、スタートアップの資金調達手段は限られている・その手間も壮絶であることを考えると、世界で挑戦する起業家に燃料(マネー)を投下できる非常に意義とインパクトのある領域・事業と思っています。あと、サービスだけでなく市場ごと創る必要があるのってワクワクしますよね。
素直な良いやつら
以前フィンテックベンチャーで事業責任者をやっていたYoiiのCEO宇野さん、ブロックチェーンベンチャーで開発をしていたコアな技術者のCTO大森さん、大手銀行で審査を10年以上やっていたベテラン、データサイエンス、ブロックチェーン関係出身などディープなエンジニアたちもいて、社員の半分くらい?が海外出身+その他の方々も基本海外経験ありのメンバーで非常に多様性に富んでます!もちろん社内公用語とSlackは基本英語。
入社前の段階で多くのメンバーと話すことができ、RBFやその他フィンテックのサービス、ブロックチェーン活用について語りあい、入社前にも関わらずビジョンがどんどん広がっていきワクワクしました。
そして何よりも、それぞれが覚悟や想いを持ってやっていること、素直な良いヤツばかりな会社という印象でした。一言でいうと最高ですよね。
当然にグローバルへ挑戦せねばならない
上記のようなメンバー構成なのも最初からグローバル進出を意図して構築されたチームですし、サービスの特性からしてもグローバルに展開していけるし、していかないといけないサービスと思います。直近私がタイで見た管理部の不便さ・東南アジアのファイナンス環境からすると、やらねばならぬと思っています。
自分を最大限にレバレッジ
最後にやるからには自分の経験をフルにレバレッジ掛けて最大限社会的にインパクトのあることがしたいと思っていました。
AI、製造業、小売、その他Saas色々な会社の方と話しましたが、やはり私の過去の経験×CADDiでの経験で最大限にやれそうなのはフィンテックだなと行き着きました。(あまり知らない人も増えてきましたが、実は私は2015年くらいからフィンテックやブロックチェーンの業界にいて当時は結構先駆で元々は会計士だったのもあり、フィンテックが好きで色々やっていました笑)
また、社内公用語が英語ということで自分としてもさらに自分に負荷がかかるというのもまた良いなと。
何を成し遂げたいのか?
グローバルに人類の挑戦を推し進める
もちろん日本がもっと便利になる、元気になるのもやりたいと思いつつも、直近タイでの会社・事業立ち上げをしていた経験やベトナム、インドで活躍している起業家の方々とお話をする中で、東南アジアやインドについて挑戦する起業家たちの貪欲さ・チャレンジ精神、圧倒的なスピード感、地理的な優位性など含めて強い成長ポテンシャルを感じました。
ただし、一方で現地にいるとめちゃくちゃ不便が多く、紙やサイン等の文化もまだまだ根強くITサービスも不十分です。例えば、タイだと一部の銀行では銀行振込を受けても誰から振り込まれたか(送金者)が通帳やインターネットバンキングでわからないということすらまだあるレベルで不便がたくさんあります。これは自分でも衝撃でした笑
なので、日本で事業立ち上げつつ、早期に世界に挑戦していかなければならないですし、日本からグローバルに勝てる会社を生み出していくことで、日本+アジア圏の人類の挑戦を推し進めていきたい・挑戦する人・企業の成長を加速していきたいと思ってます。
世界のEnergy Bar を上げる
私はこのネイビーシールズに受かる人の共通点が好きです。
また、私はどうやら人一倍エナジーが強い人間らしいです笑 CADDi社員やスタートアップの経営者の方々と話していて何よりも元気をもらったと度々言われたりもしました。
野球のWBCにてヌートバー選手が明らかに日本チームのエナジーを上げていっていたのに感銘を受けましたし、WBCを通じてエナジーをもらっていた人も大勢いると思います。何かにチャレンジする時にああいう存在って本当に重要ですよね。
一方、起業家・経営者の方々は、実は孤独で不安になりながらもタフな意思決定を日々しており、とんでもない不安とストレス、そして必ずでてくる社内外の批判の声と戦いながら何とかやっているというが直近様々なご相談にのる中で非常に印象的でした。
そのため、経営支援ももちろんやっていきたいですが、何よりも経営者の方々にYoiiを通じて資金提供するだけでなく、柿澤個人として勝手にエナジー担当として日本市場・アジア市場でRaise the Energy Barしていきたいと思っています。
役割は?
ポジション
Yoiiでの私の役割は事業開発ですが、ベンチャーに入るということは勝手な覚悟を持って世の中にインパクトを出すこと・やり遂げることであり、以下と同義と捉えてます。
そのため、ビジネスのスケールや収益性向上を実現する強い営業・カスタマーサクセスチームを作るだけでなく、同時にプロダクトのバリュープロップやそれを生み出す自分たちの価値の源泉はどう変化していくのか考えつつ、それを支える組織作り・チームづくりにもコミットしていきます。
役割に関係なく
YoiiやRBFはそもそも市場自体を創っていく必要があり、お客様やその他スタートアップ市場が伸びることが何よりも重要なBusiness Enablerです。
そのため、Yoiiに関係なく、スタートアップの営業、採用、組織づくり、カルチャー醸成、育成、管理部作り、エナジー注入など何でもご相談に乗っていきたいと思ってます!お気軽にご連絡ください!
最後に少しだけ宣伝させてください
まだまだYoiiの仲間、お客様になってくださるスタートアップ、パートナーとなってくださるスタートアップ支援家、VC、プラットフォーム系の企業様を募集しております。ご興味ある方は私にDMください!
お客様候補の皆様、お見積りだけでも大歓迎!
売上実績が数ヶ月以上あり、エクイティ以外の資金調達に興味のあるSaaSやD2Cなどリカーリングビジネス系の企業様ぜひ今すぐの需要でなくともお話しましょう!Yoiiのサービスだけに関わらず銀行借入ノウハウなど含めて幅広くお話できるかもしれません。
柿澤との面談調整URLはこちら
https://meetings.hubspot.com/hitoshi-kakizawa/be-crazy
パートナーになってくださる支援家の方々やプラットフォームビジネスの方々も大歓迎!
Yoiiではご紹介プログラムを用意しており、パートナー企業のご紹介を通じてRBF提供成約となった場合、RBFをご利用いただくスタートアップ企業様向けに割引をするパートナープログラムがございます。
ぜひ、VC、エンジェル投資家、プラットフォームやコミュニティ運営企業様の支援メニューの一つとしてご活用いただければと思います。こちらご参照ください。
https://yoii.jp/vc-partner-program
その他の目的でも柿澤とのカジュ面リンクはこちら!
サービスに興味ある企業様、パートナーに興味ある方々、採用検討している方どなたでもどうぞ
※サービスの営業目的はお断りいたしますのでご了承ください。
https://meetings.hubspot.com/hitoshi-kakizawa/be-crazy
仲間になってくださる挑戦者の方々、ぜひまずカジュアルにお話しましょう!
ご興味ある方、興味はないが柿澤と話してみたいという方ぜひお話させてください!求人出ていないポジションでもご興味ある方はぜひお話しましょう。
経歴
2011年みずほ銀行入行、2013年監査法人トーマツにて15+社のIPO支援を実施、子会社のトーマツベンチャーサポートにてブロックチェーン会計士と名乗り、フィンテック・ブロックチェーンビジネスのコンサルに従事し30を超えるプロジェクトの立ち上げに関与。仮想通貨取引所の監査チーム立ち上げにも貢献し、その後ブロックチェーンスタートアップのOmiseGoにてBizDev責任者として事業立ち上げに従事。
2019年2月製造業にてモノとソフトの両提供でサプライチェーンのDXを実現をするCADDiにジョイン。管理部の立ち上げ、エンジニア採用、コスト削減PJの推進やファイナンス担当を歴任後、アライアンスセールスやサプライパートナー営業にてビジネス拡大に貢献、CADDi Thailand創業で管理部責任者として拠点立ち上げに従事。4年間で20名の組織を650名規模まで拡大させ事業のブリッツスケーリングを実現。