役立つ!3つのコミュニケーションとは?「話し方・態度」の癖と人間関係の対処法!
「率直な意見を上手に伝えるのって難しい」
「丁寧に話しても、なぜか感じ悪くなってしまう……」
仕事でのコミュニケーションにおいて、「自分の意見を上手に伝えられない」と悩む人は多いのではないだろうか。しかし「自分のコミュニケーションの癖」を知っておくことで、その悩みは改善されていくのだ。
先日、専門家による、「コミュニケーションの講座」が開かれた。その備忘録として今回Noteに記録する。
人のコミュニケーションパターンを大きく3つに分けているので、「自分はどのタイプか」、また「どうしたらコミュニケーションが円滑に進むのか」をぜひチェックしてほしい。
パターン1、戦闘的バトルタイプ!
「戦闘的バトルタイプ!」は、威圧的で上から目線な言動が特徴だ。自分の意見を一方的にはっきり主張する。圧が強く、相手に発言のチャンスを与えない、または、軽視し、自分の考えを押し付けようとするタイプ。話を被せて、食い気味に鼻息荒く攻めてくる人、周りにもいないだろうか。
【戦闘的バトルタイプ!の特徴】
・自分の意見や要求が一番
・強い言動をとり、相手をひるませる
・相手の話や気持ちは問題としない
【コミュニケーション改善のコツ】
人の話を聞くときは、途中で口を挟まない。「何で?」「どうして?」が多く出るときには、相手を追い詰めていると理解して気持ちにブレーキをかけよう!会話中、自分の言い分が多くないか、感情的になっていないか意識しよう!
パターン2、消極的ビビリタイプ!
「消極的ビビリタイプ!」の人の特徴は、自分を過小評価しがちで、ビクビクして自分の言いたいことをはっきり言えない。言いたいことを我慢してしまったり、相手に合わせてしまったり消極的な言動が多い。声も小さく、話をしていても自信がなくなると、語尾が小さくなり、何を言っているかわからないとイライラされがちだ。
【消極的ビビリタイプ!の特徴】
・自信がなく、はっきりと意見を言えない
・曖昧な表現をして、いてもいなくても問題ないような言動をとる
・「バトル+ビビリ」というタイプもいる。威勢よく物を言い始め、牽制されるとひるむ
【コミュニケーション改善のコツ】
できるだけ、姿勢をよくして印象をかえる。声を張る。
消極的な態度は、特に戦闘的バトルタイプとの相性が悪い。攻撃対象にされないためにも、特に意識して姿勢よくハキハキ明るく接しよう。
パターン3、確信犯的ネチネチタイプ!
「確信犯的ネチネチタイプ!」の特徴は、あからさまに表面的な攻撃はしない。しかし、計算高く、まわりの人をとりこみ、遠回しに反撃したり、相手に罪の意識を持たせるようにコントロールする。用意周到に証拠を残さない。ネチネチ陰で言ったりするわりに、表面上はうまく立ち回るクセ者。このタイプは意外に多い!職場でもネチネチタイプは、水面下で物事を荒立たせ媒介し、人をたくさん巻き込み攻めてきたりする。その逆に、夫婦間などでは、あからさまに、食器をガチャガチャ洗ったりして、「私、怒っています!」アピールすることも。
【確信犯的ネチネチタイプ特徴】
・遠回しに相手を攻撃する
・計画的に相手を不利な状況に追い込む
・まわりを巻き込み攻撃する
【コミュニケーション改善のコツ】
ネチネチ嫌味がでるときは、自分に余裕がないときに多い。それは、自己防衛のため、相手からの攻撃がくるまえに、相手を攻撃しようとするからだ。ネチネチ嫌味を言うことは、決して性格ではなく、その人の癖だ。心身を整え、自分の本当に伝えたいことを意識しながら言葉をえらぼう!
状況に合わせてタイプが変化することもある
コミュニケーションタイプを3つに分けてきたが、この3つのタイプに、「人が分けられる」こともあれば、「相手やそのときの体調や状況によって自分が変身する」こともある。「この人にはついつい言いすぎちゃう」「あ~、この人の前だと、ビビリになっちゃうなぁ~」「また、一言多かったなぁ~」など、人間だからきっとある。そもそも、これまでの体験や経験でついた癖だから、すぐに変えることなんて本来は難しい。少しずつ、意識できるときに変えていくことが前進へのカギ!相手への届き方も変わっていくから。
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