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【純喫茶巡礼】穂高@お茶の水〜予備校の街の山小屋〜

▪️当たり障りない冒頭のご挨拶。

こんにちは。
かきつばたデス。
純喫茶巡礼シリーズちょっと更新滞り気味だけど、相変わらず巡ってるよ。

さて問題です(唐突)(♪チャラン!)←出題される時の音
お茶の水と言われて思い浮かべるものは?





丸善。予備校。楽器屋さん。
聖橋に神田明神。
医学部の大学。
そしてやたらに深い神田川。
(すずめの戸締りの聖地…)

日本の古き良き都市の記憶。

私はそんなイメージかなぁ。
そして東京で一番好きなエリア。

で、やっとここから本題なんだが(挨拶長かったね)
新御茶ノ水駅と丸善のすぐ近く、お茶の水の目抜通りかつ神田川沿いと言っていいロケーション(お店から神田川は見えないけど)の「穂高」にお邪魔してきました。
それではれっつごー。

▪️小学生の川の流れに逆らって

予備校や塾が多いお茶の水は、時間帯により特定の年齢層の人間が大量発生する仕組みらしい。
時は15時40分…
小学生、小学生、小学生ーーー!!!!

元気で可愛い小学生の「川」
みんな駅から塾に向かって一方通行に、結構足早に歩くので、まるで川の流れのようだ。
(激流)
朝の通勤のビジネスマンみたい。

そうよな。
家出る前は直前までゲームしてたいよね。お腹空くからご飯軽く食べてきてたりね。あんまり時間ないのよね。
えらい、えらいよ君たちは。。
…あめちゃん舐める?(通報されそう)

私はその激流を遡上する形で本日の目的地【穂高】を目指す。
なんだろう。。本当に山小屋目指して頑張る登山者だよ笑

▪️日が暮れる前に山小屋着。

いや。本日の目的地「穂高」着。

ここだけ突如、木の温もりが存在している感じ

あぁ、日が落ちる前にたどり着けて良かった。。。

穂高の水彩画、高山植物のような可憐な花

「いらっしゃいませ〜」
迎えてくださる女性の店員さんの物腰が柔らかい。店内全体が物静かな雰囲気…

静けさ。

お話しする人も多いけど、なぜかみなさまボソボソと小声で。
小声だから余計に際立つ穏やかな時間。
なんていうか、大声出しちゃ悪いなぁ〜みたいのを、着席する人が自主的に感じ取って各自そうしてる感じ。

ランプが山っぽくてそそられる

窓側のお席がタイミング良く空き、そこへ通される。

緑色のソファ

純喫茶は内装がとにかく気になるのです。
ここのソファは全て落ち着いた緑色。
まさに山の緑のよう。
店内の統一感が心地よい。

ちょうど良く高山植物の冊子を持ってるワタシ

この日は上野の科学博物館帰りだったのもあり、タイミング良く高山植物の展示を見てきたばかり。

嗚呼、山は良い、実に良い。

店内のメニューはもしかして飲み物だけ?なのかな。フードメニューは見かけませんでした。
駅前という場所柄、コーヒーだけで回転良く手間かけ過ぎず…って感じなのかしら。
落ち着きの一因かなと思いました。
それにしても静かだ。

▪️毎度雑なまとめ(いい事言ったった)

やっぱり木の温もり

お茶の水駅至近とは思えない、落ち着いた大人の静かな空間が広がる「穂高」。

三年くらい前、娘と二人で上高地に行ったことがあるの。
登山届けを提出して、穂高岳を目指す登山道を登って、樹林帯を抜けたところの見晴らしの良いガレ場まで出て、上高地を見晴らす場所でお弁当を食べた思い出。
(そこから引き返して下山したけどね)
リュックを背負って一丁前の山ガールファッションの小さな娘を愛でつつ、清らかな流れと山々に癒されたっけ。

お茶の水は南下すると山岳用品やスキー・スノーボード用品の聖地。
実はつい先日、山用のクッカーを購入したのね。
キャンプや登山も実は好きなんだ。
(noteには書いてないけど)
きっと店主は山をこよなく愛する人なんだろうなぁ。

私はなんか最近トゲトゲしたりせわしなくして意識があちこちにとっ散らかっている。
とっ散らかりすぎて何もできていない感覚。
本当に大切なことはシンプルだ。
なんかそんな気持ちになった。

こういう時間を大切に、山を一歩一歩踏みしめて登るように、人生も積み上げていきたいと思ったのでした(^。^)

(たまにはいい事言うじゃーん!!)

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