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【AmazonPrime】「アフリカン・カンフー・ナチス」 ヒトラーと東條英機がアフリカで大暴れ
アマプラで見られる2021年の映画。
<あらすじ>
第二次大戦後、ヒトラーと東條英機は、密かにアフリカのガーナに逃れ、再び同盟を組んでいた。(イタリアは弱いんでハブられた)
2人は魔術でガーナ人を「ガーナアーリア人」に変えて、なんか悪いことをしようとしている。(ガーナアーリア人になると、黒人は顔だけ白くなる)
東條英機は空手の達人で、ガーナの商店街を練り歩き、天皇陛下のために、貧しいガーナ人からミカジメ料を取り立てている。
![](https://assets.st-note.com/img/1681247018450-nU2rAkuy6G.jpg)
ガーナ人の青年アデーは、恋人のエヴァを、ヒトラーの魔術で「エヴァ・ブラウン」に変えられ、ヒトラーに奪われる。
あと、アデーのカンフーの師匠も、東條とヒトラーに殺される。
頭にきたアデーは、ヒトラーが主宰する「必殺トーナメント戦」に参加し、カンフーで東條の空手に挑むのだった。
<評価>
あらすじを書いていても、自分で何を書いているのかわからない。
「ツッコむ」という言葉を無意味にするほどの荒唐無稽である。
たまたま目について見た映画で、有名なのかも知れないが私は事前に何の情報も得ておらず、見終わった後も調べる気がしない。だから、何者が何を考えてこれを撮ったかわからない。
「B級」ほどもお金がかかっていない、映画専門学校の自主制作レベルのZ級作品。
しかし、アマプラでは4つ星の高評価を得ている。
なぜなのかは、見てもらうしかない。
アフリカの黒人が主人公で、ヒトラーと東條英機が敵役、というだけで、ポリコレ的にはまったく問題なくなるのがすごい。問題だらけなのに。
1つだけ、ネタバレの罪を犯すと、悪役の東條英機には、わりに優しい結末が待っているのが、日本人としては嬉しい。ヒトラーには容赦ないけどな。