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※今回の文章は本来10月7日に投稿する予定だったが、斉藤慎二の不祥事のニュースを見て緊急で斉藤の文章を書き投稿したので、今日読む文章は「10月7日に読む用の文章か〜」と思いながら読んで頂けると幸いです。(内容とは関係ない情報でした。)

とてつもない孤独感に苛まれた朝。昨日はお祭りの掃除イベントの為、(掃除イベントが分からない人は、「短太望」「死ね。」などを読んでみてください。)僕の島と化した来賓用部屋を退去させられ泣く泣くリビングで睡眠をとる事になった。その島は家族の主な移動場所とは異なり、1つ長い廊下を通ってそのまた奥の長い廊下を通ると現れる何処か入り組んだ孤島の様な場所に位置し、その島に行けば家庭内で揉め事があっても乃至は自分の精神状態が不安定で誰とも会話をしたくない時も安心して夜を越せる。だが今回はその島が富裕層の娯楽施設または政府の意味の無い自然破壊ソーラーパネル設置などの影響で取り壊されて僕の島は無くなってしまった。なので仕方なくあまり居心地の良く無い別の土地で一夜を過ごす事になった。安心しない空間。いつ父、母が喧嘩してこの部屋を滅茶苦茶にするか分からない空間。数日前の喧嘩で母の両腕、左腿、左腰に「theアザ」の様なアザができ、常に痛そうにしながらここ数日を過ごしている。僕は病院への診察を促しているのだが、「時間が無い」という理由で受け流された。こんなんばっかり。空間として終わっている。だから僕は外に出た。昨日のゲリラ豪雨により少し泥濘んだ地面を思いっきり踏み近くの公園とグラウンドが隣接してある空間に足を運んだ。到着。もう既に泥だらけのサンダルの穴から泥が足に到達しており、靴下を貫通して足の皮膚を刺激していた。刺激。こういう刺激なら僕は幾らでも受け止める。僕が今まで食らって来た刺激は、どれも悲しみという要らないものが伸し掛かり、「それちゃうねん。」と後悔するものばかり。だからといって事前に防げるものは少なく、ラブホ(SM用)に設置されてあるX十字架に拘束された状態で顔面にぶつけられている状況みたいな時が殆どだ。避けたくても避けれない。逃げたくても逃げれない。幾ら環境の所為にしても誰も相手にしてくれない。自分の目標を達成する為には我慢するしか無い。周りの同世代の奴らは分からない。だが彼らが目標を達成する頃には僕はまだ過去の要らない出来事を処理する時間に費やさないといけないから目標は達成出来ていない。死ね。結論はいつも醜い。人生。人生。「そんな事を考える為にここに来た訳では無い」グラウンドの中央で叫んだ言葉は少量の水を含み地面に落ちた。この水がこの土地を生かし、この土地が僕達人間を生かしている。何かが水を落とさないと、誰かが水を落とさないと、別に誰にも見えなくても良い、別に誰にも理解されなくても良い、別に誰にも伝えなくても良い。その水がどんなに濁っていて、汚くて、自分でも見たく無い水でも良い。

そんな水を
僕は落とした。


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