The worst 他責
夕暮れが少し早くなり、気温が少し寒くなり、やっと9月になっている事に気づいた今日。
またいつもの様に生活ルーティンを回し(ルーティンの詳細は、僕が前投稿した死ね。をご覧下さい)今日は眠るという選択を取った。特にすることも無く、涼しくなったからと言って外出するわけでも無く、妙に痛い左後頭部を枕に接しながら痛みを取る為に眠りに入った。特に夢を見ることも無く、寝相が悪い僕は本能的にベッドから落ちない体の構造に進化していったのでベッドからも落ちることも無く熟睡を楽しんでいた。そしたら航空機か飛行機か分からないが、途轍もない爆音を出しながら僕の家の上を飛んでいく機体の所為で、僕は「これもしかしてうちに墜落するんちゃう?」と意識外から感じ取り、目を覚ました。時刻は午後4時。当然墜落せずに何処か遠くに行った機体を恨みながらも、午後4時という、まだ許せるギリギリのラインの時間に起こしてくれた事に感謝した。そしてスマホを起動させ、いろいろ見ていると母からLINEが一通届いていた。「何か荷物が届いてるよ」ここで思い出した。前メルカリで買っていた野球用シャトルトスマシーン用に買っておいたシャトル54個900円の事を。これは以前、トスマシーンを買った際にメルカリで「シャトルも買わないと」と思い、兎に角安い物で調べたら出てきた、野球、屋内、練習という僕に持ってこいの条件と共に「シャトル40個」で1000円という破格の金額を提示して来たのだ。なので購入。(因みに、そのトスマシーン用のシャトルも存在しており、それは40個入り3500円とかなり高い代物なので、安いやつで代用できればなと思い購入したのだ。)数日後。家に商品が到着し、開封。状態も良く「これは貰ったぞ!」と久しぶりにハイテンションになりながらマシーンにセットしようとした時、中々入らない事に気付いたのだ。最悪だ。途轍もなく最悪だ。僕の人生こんなんばっかりや。突発的な衝動でメルカリを漁り、衝動で買う。そしてサイズが違うという胎児でも分かるミスに気付かずハイテンションになる。何してんねん。ほんまに。僕のテンションはスマブラのオンライン対戦で逆vip100連敗した時ぐらい落ち込んでしまった。何もしたくない。気力を奪うそのシャトル達は僕の事なんて何も分かってないんだろうなと思いまた落ち込んだ。(当たり前やろ)だが、そこで僕はある打開策を考案した。「公式のシャトルと同じ様な形にハサミを使って加工すれば、マシーンにもセット出来るし、一杯打つことが出来るぞ!」こういうときの僕の打開策を考えるスピードは速い。直ぐ様作業に取り掛かる。まず公式のシャトル1つとメルカリで買ったシャトルを並べて長さを揃える。そして長さが揃った所をマッキーで印を付けて、そこをハサミで切る。これを40個全て行った。こういう時の僕の作業するスピードは途轍もなく速い。直ぐ終わったので直ちにマシーンにセットした。しっかり入った。嬉しい。こういう嬉しさを僕は大事にしている。必ずと言っていい程、どんな物事でも失敗する僕は、なんとか打開策を考えて行動して、数少ないが上手くいく事もある。そんな時に「生きてて良かったな。」と心から思う。そんな気持ちをまた味わいたいと思って起動させた瞬間。音がレジギガスの1000倍の細かさで振動した後に、ボトボトボトと全体の8割のシャトルが下に落ちて行き、残りの2割はちょっと飛んだり、めっちゃ飛んだりと、完全に「このシャトルはこの機械では使えません。」とトスマシーンの叫びを全身で浴びてしまったのだ。(詳細動画をもし観たかったら、僕のXに動画を投稿しているので是非観て下さい。)僕はまた落ち込んだ。「やっぱり無理なんだ。人生。」とかなり拡大飛躍させて気分を下げたのち、「もうちゃんと公式のシャトルを買おう。高くても結局失敗したりした方が高く付く。」と正論を自分に言い聞かして、再度メルカリで公式シャトルを見に行った。だがまた悪い癖が発動してしまう。公式シャトルを見にいく途中に出現した。「ヨネックス、バドミントン中古シャトル(カット済み)。野球のバッティングなどでお使い下さい。」ヨネックスはバドミントン業界の大手企業。そして羽を切る事でバッティングの際飛びにくくなり、室内でしやすい加工までしてくれている。以前のシャトルは羽が100均のシャトルの様にプラスチック加工されていたので、かなりフニャフニャしており、セットする際に複数のシャトルが発射台に食い込んで、ドドドドド!と一杯出てくるというデメリットもヨネックスのしっかりした木で出来ているシャトルなのでフニャフニャの心配もなく、問題無く発射される。そして54個入り900円で安い。かなり条件が良い。「買うしかない!!」と途中で公式シャトルの事を忘れ、その場で購入した。それが今日届いたという訳だ。(導入から説明が長いな)そして開封。予想通り。しっかりしたシャトルだ。直ぐにセットする。問題無く入った。ワクワクしながら起動させた。そしたら1個目のシャトルと同じ様に、8割は下に、2割はどっかに、飛んで行った。泣いた。また泣いた。こんな事で泣くとは。辛い。同じ過ちを短期間で行う。1900円あれば残り1600円で公式シャトルは買えたというのに。理由はサイズが小さ過ぎた所為だ。ちゃうやん。メルカリで見た写真はちょっと角度つけて撮ってたからか知らんけど、まあまあ大きく見えたけどなぁ。あんな角度つけて撮んなよな。と、「the worst 他責」を発動させ、入っていた段ボールに入れた。
こんなんばっかや。人生。
俺が悪いのか?いや俺が悪いか。