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京都出張で見つけた、ちょっとしたパレスチナのかけら

日本から9000キロも離れている中東パレスチナですが、実は京都でもちょっぴりずつ触れられる場所があります。

今回は、2020年の12月中旬に周ってきたさんぽコースをご紹介します。

①カフェFinjanさん(京都市北区・地下鉄北大路駅)

Facebookが友達のいいねしたページをお知らせしてくれたから突如出会えたお店(カバー写真)。Google Mapの言う通り歩いていくと、夜の闇にも目立つアラビア文字が目に飛び込んできました。

ここは中東と東欧を中心にはしつつも世界各地の雑貨や本が置いてあって、トルココーヒー(写真奥)などが楽しめるお店。パレスチナでも毎日飲むソウルドリンクです。

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内装は中東風ですが、本棚は実に多言語な世界が広がっています。

日本ではなかなか見かけないような蔵書。聞けば、海外に出ている時に目についたものを買ってくるのだそうです。

これだけでも格別な読書タイム。ですが、毎週木曜日には語学の集まりもあって、自分が勉強したい言語で募集をかけて集まったり、ふらっと行って輪に入ったり、より深く世界の奥へ奥へといざなってくれる場所なのです。

私が見つけたのはこの本。

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こういう本を見つけると目次で「パレスチナ」を探す癖が染みついているので(どんな癖)、見つけました、しかも4枚も!一部こんな感じです。

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このソーブという伝統衣装は、まだ100年前には当たり前に着用されていました。しかし今では日本の着物のように廃れてきつつあり、それに対して新しいブランドの立ち上げなど伝統を継承する動きが活発になっています。

それにしても綺麗な民族衣装だこと!

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②NPO法人アースキャラバンさん(京都市東山区・京阪三条駅)

100年前ものじゃなくて、今のパレスチナの写真をお持ちなのが現地で活動もされているこちらのNPOです。マッサージの施術をされている場所と事務所が一体化しているので、写真だけ見に行くわけにはいかないと思いますが、本当に興味があるのであれば見せていただけると思います(架け箸に一度ご相談ください)

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現地の写真家さんが撮られた作品はどれも活き活きとしていました。

             ・・・・・・・

③楽天堂さん(京都市上京区・JR円町駅)

最後にお買い物をすべく、少し離れて上京区へ。
節約生活挑戦中の身なので、地下鉄から20分の道のりを歩きます。

そうすると途中でパレスチナの夏の定番”ざくろ”の木を発見。

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食べられないので写真に収めます。

お店は味のある雰囲気。

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ちょうど日が射しているのが楽天堂さんで、中に入ると所狭しと自然食品(大豆のお肉や無添加の調味料など)や日用品(お肌に優しい石鹸とか)が並ぶなか、鮮やかな色味のパレスチナ刺繍グッズとオリーブオイルが。中東料理でよく使われるスパイスやお豆類も豊富です(お店の主力商品)。

扱われているのはこちらのブランドです。どこにでも売っている訳ではないので、お近くならここだと思います!

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④おまけ:同志社大学のイヤス先生

架け箸をいつも助けてくださる学生さんがいるのですが、その彼に教えてもらったのがこの先生でした。

パレスチナのガザ出身で、日本に来てかれこれ7年、5日間しか住んでいない私より相当京都民です。

イヤス先生とは国際的で学問的で込み入った長話をしたのですが、毛色が違い過ぎるのでその内容はまた別のnoteで。

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同志社大学と冬空。昼間は雪が舞っていた。


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架け箸 | 中東パレスチナ×日本のカワイイを届けるクリエーションブランド
架け箸はこれからも継続的にパレスチナを訪れ、日本に出回らない生の情報を発信したいと思っています。いただいたサポートは渡航費用や現地経費に当てさせていただきます。