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《日本にあるもので出来る!?》パレスチナに触れたくて、会社の忘年会で現地の大人気料理「マクルーベ」を作ってみた
こんにちは、中東パレスチナ×日本のカワイイを届けるクリエーションブランド「架け箸」です。
お店なのに会社?というのは、複業的働き方をしているから。
「忘年会でパレスチナのご飯を作りたいんです」
という相談に即刻「OK!」と返してくれる心意気のある会社で、
本社(代表宅)にて当日、早速仕込みを始めました。
参考にしたレシピは
①パレスチナの野菜のマクルーベ
②ひらつかスパイス農園さん
です。
ただ、鍋の大きさや用意できる材料、そして肉不使用でやりたかったことから丸々使えるレシピが無く、①では手順を、②では日本米のお米の処理を確認したのみで、後はほうぼうで見聞きした話とホームステイの記憶をブレンドして作りました。ざっくり作っても美味しく出来ることが分かったので、おおいにハードルを下げて作ってみていただけたらなと思います!
マクルーベの材料
*9人がお茶碗に一杯は食べられてお代わりが数名分あるくらいなので5人前前後とお考えください
・日本米 4合弱(鍋に入りきらなかった。後述します)
・なすび 中4本
・玉ねぎ 中1玉
・じゃがいも 中3~4個
・トマト 中1個
・たけのこ水煮 1袋(細いチンジャオロース用ではなくたけのこの山の形で入ってるほう。6~7個入り)
・木綿豆腐 半丁
・厚揚げ 1パック
・新あさひ豆腐きざみ(ミンチ大の高野豆腐) 1/3袋
・シナモン(パウダー) 6振りくらい
・オールスパイス 9振りくらい
・にんにく 1かけ
・塩 適量
![](https://assets.st-note.com/img/1705933457727-itN5zyHd5f.png)
《ヨーグルト風ソース》
・木綿豆腐 半丁
・レモン汁 少々
・アーモンドミルク 50mlほど
・すし酢 大さじ1
・塩 ひとつまみ
材料に色々気になる点はあると思いますが、
(えらい和風やな、とか)
でもそれが結果的に美味しいマクルーベを生むのです!
マクルーベの作り方
①野菜をカットする。1cmほどを目安に、なすびは斜めに大きく、じゃがいもとトマトと玉ねぎは輪切りで、たけのこも食べやすいように切る。
②180℃の油でなすび、じゃがいも、たけのこを素揚げする
![](https://assets.st-note.com/img/1706013985193-6IAaGEFSB7.jpg?width=1200)
③お米は洗ってざるにあげておく(浸水不要)。きざみ高野豆腐もここに一緒に入れておく。
④玉ねぎを揚げ焼きする(揚げるとバラバラになってしまい。要は、一度油をまとわせているのがポイント)
⑤木綿豆腐と厚揚げを好みでカットし、フライパンでにんにくとスパイスを炒めて香りを立たせたところに投入する。塩と全体が浸かるくらいの水を加え、ひと煮立ちさせる。
![](https://assets.st-note.com/img/1706014009804-mO5Wmy0BLj.jpg?width=1200)
⑥5合炊きの鍋に底から具材を敷き詰めていく。なすび→じゃがいも→なすび→トマト→たけのこ→玉ねぎ→(豆腐+厚揚げ)→(お米+きざみ高野豆腐)で、最後に豆腐を炒め煮していた水分と、足らずの水をひたひたまで入れる。※野菜の順番に決まりはないですが、なすびは一番下にする家庭が多いです。
![](https://assets.st-note.com/img/1706014045921-h24OLbgcqw.jpg?width=1200)
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![](https://assets.st-note.com/img/1706014063047-m4iMWTk7kz.jpg?width=1200)
⑦最初に沸騰するまで火の番をして、後は中火で25分ほど煮込む。様子見しながら、およそ30分で完成。
*ご飯が炊けていたらOK!
*ここでヨーグルト風ソースを*
・すべての材料をフードプロセッサーにかけます(時間はかかりますが器械を使わず混ぜるのでも〇)。味を見て分量を調節してみてください。
⑧お鍋の径より大きなお皿を用意して、鍋の口に当て、丁寧にひっくり返す。そうっと鍋を取り除いたら、召し上がれ!
*現地の人はひっくり返しながら頭の上に持ってくる。そこからテーブルへ着地。
![](https://assets.st-note.com/img/1706014075512-tNs7OBmtL8.jpg?width=1200)
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まとめ
初めての中東料理という方がほとんどで、まったく想像がつかないながらも食べてみて、結果、結構気に入っていただけていました!一安心。
特に味変のヨーグルト風ソースが決め手。
お肉無しでも油分多めなので、さっぱりして更に食欲をそそります。
現地ではカリフラワーを入れることがあってそれも美味しくおすすめなのですが、年末でスーパーも大繁盛、売切れていて代わりにと食感が近しそうなタケノコが躍り出たんですね~(お野菜も社内で買って来てくださって…素晴らしい環境)。
そしてお米は具材とのバランスで入りきらず、4合弱に。
皆さんご自宅の鍋のサイズと適宜相談してくださいね。
具材は色々アレンジしてみてください☺
スパイスも、家庭によって様々なんです。
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パレスチナでは、御祝い事の時や週末の御馳走としてつくられるマクルーベ(だから忘年会に合わせたのもあります)。
2018年、2019年、2022年と、訪問するたびホストファミリーの家でみんなで大皿を囲みました。
これからも、皆元気でマクルーベを囲めることを願っていますし、
本当に素敵だと感じるパレスチナの文化を、種蒔きし続けたいと思います。
人種とか民族とか、その人の良し悪しに関係ないことで人生が狭まることが早くなくなるように。
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⇑インスタに上げたマクルーベのひっくり返し映像(パレスチナ)です
作ってみられた際は、
noteのコメントやインスタのタグ付け・メンションで教えていただけるとすごく嬉しいです!
*奇特な提案をOKしてくれた会社は神戸にある(株)オシンテック。
番頭さんの協力で台所をガンガン使わせていただき(なんなら一緒に作り)ました!ありがとうございました!
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