カール・マルクス「資本論」読む。マクドナルドを食べながら。
コロナになって、飲食業などの業界は厳しい状況の傍ら、ある種のお金持ちはより富を得ている。
これに、何かすごく矛盾を感じる。
みなさんは、お仕事に追われていませんか?
労働者と資本家の構造
労働者は労働力を資本家へ売って労働をしている。仕事に追われて、自分に余裕がなくなり、家族への思いやりや自分への思いやりが希薄になっていく。
努力せよ、努力せよ。
もっと効率的に、生産性を高めるのだ。
そうしないと、会社自体が淘汰されてしまう。
努力しても、儲けた取り分が
労働者の元に還元されるのは一部で、私たちは大きな資本の渦にどんどん飲み込まれていく。この原理を知っていても、知っていなくても。
職業選択の自由がある、その一方で自分の人生において責任を負います。
資本主義のフィールドで生まれた時から、ある程度のハンデやアドバンテージが既に振り分けられているその中で。
私は、都会でホームレスの方たちを目にする時、
明日の我が身という想いが頭をよぎり、胸がソワソワすることがあります。
この資本主義ヒエラルキーの中から弾き出されたら・・・
歯を食いしばってでもしがみつかなければならないのか。
問題意識はあるけど、
具体的にどう動くことが良い選択なのかな?
世の中って、複雑だね
私は、そんなモヤモヤした気持ちを持ちながら、
マクドナルドを食べて、さらに矛盾を感じました。