柳田國男「和州地名談」 朗読/開運小天 著作権フリー
柳田國男/開運小天
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柳田國男「和州地名談」 朗読/開運小天 著作権フリー
この音源は、これ自体を販売したり、何かの合成音源の材料にする等の使い方でなければ、ご自由に放送、無料で配布していただいて構いません
万が一、売り上げが発生したときはカンパしてくださると喜びます。
柳田國男氏についてWikipediaで少し検索してみました。
お名前のヨミですが、「ヤナギタ」と、「田」の字が濁らないことがわかりました。そして、標準語で「柳田」を読むときは「ヤ」が低く、「ナギタ」が高めでナもギもタも同じ音程になると思うのですが、
図らずも「ノンフィクション作家の柳田邦男氏」と同じ発音になってしまうことで、同一人物だと勘違いされる恐れがあると勝手に想像し、民俗学の権威である柳田國男氏のほうはもうお亡くなりになられていらっしゃるので
「ヤ」を低く、「ナギ」を高く、「タ」でまた戻す、いわゆる「矢凪太」とでも表現できそうな音程で読ませて頂きました。
きっと、お聞きになった皆様のなかには、この読み方について違和感を感じたり、耳障りが悪いとか、失礼であるとお思いになる方もいらっしゃるかと思うのですが、私としましてはむしろそれを狙っていまして、人名一つ取ってみても、読み方の違い、発音の違い、そういったものの不思議、どのように成り立って、昔はどうだったのか。どのように変遷して現在に至るのか
そういったことが、柳田國男氏の教えてくださっている民俗学の「面白味」なのではないかと思うのです。
ですので、私が正しいとは決して思いませんし、ご一緒に、この面白い学問の世界を楽しめたらと願っています。
私たちに関わる環境は、すべて時の流れによって変遷してゆく。
「記録に残っているものだけが真実ではない」ということ。
記録に残っていないものにも、人びとの努力の結晶があるということ。
民俗学を学んでみたくなる、素晴らしい作品です。
ぜひお聞きください。
TEXT
https://www.aozora.gr.jp/cards/001566/files/58450_70973.html
この音源は、これ自体を販売したり、何かの合成音源の材料にする等の使い方でなければ、ご自由に放送、無料で配布していただいて構いません
万が一、売り上げが発生したときはカンパしてくださると喜びます。
柳田國男氏についてWikipediaで少し検索してみました。
お名前のヨミですが、「ヤナギタ」と、「田」の字が濁らないことがわかりました。そして、標準語で「柳田」を読むときは「ヤ」が低く、「ナギタ」が高めでナもギもタも同じ音程になると思うのですが、
図らずも「ノンフィクション作家の柳田邦男氏」と同じ発音になってしまうことで、同一人物だと勘違いされる恐れがあると勝手に想像し、民俗学の権威である柳田國男氏のほうはもうお亡くなりになられていらっしゃるので
「ヤ」を低く、「ナギ」を高く、「タ」でまた戻す、いわゆる「矢凪太」とでも表現できそうな音程で読ませて頂きました。
きっと、お聞きになった皆様のなかには、この読み方について違和感を感じたり、耳障りが悪いとか、失礼であるとお思いになる方もいらっしゃるかと思うのですが、私としましてはむしろそれを狙っていまして、人名一つ取ってみても、読み方の違い、発音の違い、そういったものの不思議、どのように成り立って、昔はどうだったのか。どのように変遷して現在に至るのか
そういったことが、柳田國男氏の教えてくださっている民俗学の「面白味」なのではないかと思うのです。
ですので、私が正しいとは決して思いませんし、ご一緒に、この面白い学問の世界を楽しめたらと願っています。
私たちに関わる環境は、すべて時の流れによって変遷してゆく。
「記録に残っているものだけが真実ではない」ということ。
記録に残っていないものにも、人びとの努力の結晶があるということ。
民俗学を学んでみたくなる、素晴らしい作品です。
ぜひお聞きください。
TEXT
https://www.aozora.gr.jp/cards/001566/files/58450_70973.html
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