ここ最近、やっと休日の集中力がまともになってきた理由がふとわかった気がする。
大学生時代から散々「習慣化」っていう言葉を気にして、あれこれ試してきたけれど、結局3日坊主、というか、僕の場合は、「うまくいったと思ったら、次の日はその反動かなんなのかはわからないが、±0のパフォーマンスになってしまう」みたいな感じて、まぁとりあえず「継続性」というのがとにかく課題だった。
でも、ここ数週間は、とりあえず土日祝日は自分の中で少しずつ満足できる日々が増えてきている。
シンプルな話だった。
自分がやりたいことのための習慣だったとしても、「普通に会社や学校に行く日と同じ"こと"だ」と思えばよかったんだ。
これは「会社や学校に行く日と同じように"過ごす"」と、似ているようで少し違う感覚。今まではこの後者”過ごす"の考え方でやっていたから無理があったのかもしれない。
会社に行く日は、基本決まった時間に起きて、その後の流れもほぼ同じ。朝ごはんを食べて、身支度を整えて、毎日同じ時間に家を出て、同じ時間の電車に乗って、同じ時間に会社(学校)に着く。会社(学校)でも、イレギュラーや多少のズレはあれど、基本的には同じ時間に始業となり、同じ時間に昼休憩となり、同じ時間に終業になり、同じくらいの時間に帰る。家に帰ってきた後も、ご飯を食べるなりお風呂に入るなり、だいたいいつも同じような流れとなり、同じくらいの時間に布団に入るだろう。
自分が習慣化したいことも、前提はこれと同じ。
でも、今までの僕は、「仕事の日と同じ時間軸でやろう」として、「どこかで無理が生じて継続していなかった」と今は感じている。
どういうことか。
例えば、平日は、いつも5時に起きて朝活をしている、7時までやって、そこから朝食と支度を整えて8時に家を出る。9時に会社について12時まで午前中の仕事。1時間休憩をとって夜は6時まで。大体平均して30分くらいの残業で6時半過ぎに家を出る。1時間ちょっとかけて家に帰ってきて8時前。ここから夜ご飯を食べて風呂に入って寝る。
「会社や学校に行く日と同じように"過ごす"」の考え方だと、この時間軸に休日も当てはめて動くことになる。
つまり、休日も、遅くても6時には朝起きる。とりあえず7時まで軽く作業して、朝の支度をしてすぐに12時まで作業。13時まで休憩して6時まで作業。ランニングとトレーニングをして7時過ぎ。風呂に入って夜ご飯を食べて、夜少しの勉強、あるいは気が進まなかったら自由時間、みたいな感じ。
冷静に考えて、普通に無理がある。そりゃ、一日これをこなしたとしても、次の日はダウンするわな。
(なぜこれを今までずっとやろうとしていたのか、というのも今になって気づいたが。そして、平日の会社員、偉すぎないか、問題。)
そこで出てくるのが、「普通に会社や学校に行く日と同じ"こと"だ」という考え方。つまり、「休日用の時間軸・時間割を決めればいい」ということ。僕の場合はこんな感じ。
土日は朝7時に起きて、すぐに軽く作業を始める(早く目が覚めたのならそのまま起きて作業を始める)。飽きてきたらコーヒーを淹れてエネルギー再チャージ。朝ごはんを時間かけて食べると気持ちが甘い方へ流れるので、お腹が減りすぎない程度にアーモンドやクッキー、バナナを齧る。さすがにお腹が空いてきて集中できなくなってきたら昼ごはん(大体13時くらい)。その後は眠くなるので逆らわずベッドでゴロゴロ。このとき携帯は絶対に触らない。「やば、マジで寝るわ」ってギリギリのラインで起きて、着替えて筋トレとランニング。帰ってきたらサッとコールドシャワー浴びて再び作業。最低でも18時まではとりあえずやる。で、キリがいいところまでやったら、その後は自由時間。ただし、22時〜23時までには必ずベッドに入る。
、、、、
これを書きながら、本質みたいなものがわかった。笑
要するに、「何点か”だけ”軸となるスケジュールを固定すればいい」ってだけなんだよな。
会社に出社する社会人の場合、(社会的に)絶対に守らないといけないのは、極論「出社時間」だけだと思う。何時に起きようが何時に寝ようが、朝に何をしようが夜に何をしようが、決められた時間までに会社に行く必要はる。でも、行きさえすれば、後は、とりあえず時間が流れていくと思う。学校に通う学生も同じ。絶対に守らないといけないのは、登校時間や1限の時間だけ。
その「決められた1点」を軸として、生活習慣ができていると思う。
「⚪︎時に会社に行かないといけないから…」と逆算をして、家を出る時間、起きる時間が決まる。「大体これくらいにいつも家に帰れるから…」と考えて、夜の予定が立つ。
この感覚”だけ”、休日にも取り入れればよかったと気づいた。少なくとも、これが僕にとっては最善の方法だった。
僕の場合は、「朝起きたらとりあえず作業を始め、最低3時間は作業を続ける(起きてから3時間のゴールデンタイム)」「お昼すぎに絶対にトレーニングとランニング、終わったらコールドシャワーを浴びてすぐに作業開始(運動後3時間のゴールデンタイム)」に2点をとにかく意識するようにした。
「最初の”飽き”でコーヒーを淹れる」「朝ごはんは適当でいい」「さすがにお腹が空いたら昼ごはん」は、僕の場合は朝の時間にだれることが多く、朝の時間にだれるとその日一日の質が大きく低下するので、次点として加えた”軸”。逆に、運動後の作業はむしろ7時とか8時くらいまでずっと作業してしまうことが多いほど集中力が続くことが多いので、あまり余計なことは考えないで、とりあえず作業をすることだけを意識している(気分が乗らない時に、YouTubeをパソコンで開いて、バックグラウンド再生で適当にLofiを流す、くらいかな)。
この、「適度な自分縛り」のおかげで、やっと休日の作業の集中力がそれなりになってきた気がする。
もちろん、単純に「この年齢で何もなしえていないってやばくない?」という危機感だったり、「いつまでも口先だけで行動が伴っていないとか、シンプルにダサすぎてウケるわ」と自分を客観視できたこともあるが。
とまぁ、備忘録的な感じで、気づきを書かせていただきましたとさ。