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英語を読むコツ④ 「For example」の言い換え表現
今回は「For example」の言い換え表現を紹介します。長文中での「例」は内容理解の助けになるだけでなく、解答根拠になることもあるので、是非おさえておいてください!
その1 For instance
これは有名ですよね、英検のライティングでもよく使われる定番の言い換え表現です。
There are many kinds of way to study abroad. For instance, you can go study abroad as an exchange student.
For instanceは直後にSVがきます。
その2 such as
これもよくある言い換え表現ですね。
I have a lot of assignments such as reading, writing and so on.
such asは直後に名詞がきます。
その3 like
I have many plans like shopping, watching movies and playing video games.
likeもsuch as と同様に直後に名詞がきますが、いくつか違いがあります。
「such as」は例示を表しますが、「like」はそれに加えて比喩を表す用法があります。
I ate cauliflower for the first time in my life yesterday. Then, I thought it was like broccoli.
このような比喩を表す「like」はsuch asと置き換えることはできません。
その4 including
Asian countries including Japan, the Philippines, and Korea have delicious traditional meals.
最近の単語帳では前置詞と書かれていることも多いですが、もとは分詞構文です。これについては過去記事で解説してるので、そちらをご参照ください。
例文に戻りますが、おそらくこの例文読んだ読者の多くは「日本やフィリピン、韓国を含むアジア圏の国は美味しい伝統料理がある。」と訳したのではないでしょうか。確かに「include」は「〜含む」という意味ですから、この訳も間違いではありません。しかし、この訳には一つ大きな欠点があります。それは返り読みが必須になることです。リーディングならともかくリスニングでは致命傷になりかねません。そこで「include」=「例えば」と訳すことで「アジア圏の国、例えば日本やフィリピン、韓国は…」といった感じに右から左に読み進めることができます。上記の過去記事ではより詳しく解説していますので、併せてご覧ください。
その5 in a case
In a case, some young people hesitated to go to mental clinic.
最後は「in a case」です。正確には「ある事例では」となりますが、要するに「例えば」ってことですよね。
今回は以上になります。最後までお読みいただきありがとうございます。