# 名前の由来
僕は産まれたとき,とてつもなく大きな赤ちゃんだった.そう,とてつもなく.産まれたとき4000gあったらしい.超デブ.お母さんも僕の出産のとき一番太ったらしい.産むのにとてつもなくエネルギーを必要とした結果だと思う.
そして,そんな巨大な赤ちゃんを見てお母さんの心は決まった.
こいつの名前は”大”だ,と.
なんて安直なネーミングだ.これなら今日のnoteは100字で終わっていた.
だがそうなならず,そこに待ったをかけたのが父.そんな安易な話があるか,と失笑し,色々調べてくれた.大きく産まれてきたのは事実だから,何か大きなものを名前にしたい.あとは大切な人とのつながりを大切にして生きていってほしい.
そしてついた名前が今の僕の名前,”海都”でした.
僕はこの話を聞いたとき,この名前になれたことを心の底から感謝した.怒られるかもしれないけど,”あぁ,大じゃなくてよかった”,と思った(実際にこの名前の友達もいるのでその人には本当にごめんなさい).
僕は自分の名前が大好き.同じ名前の人はいっぱいいるけど(実際同年代の男の子の名前ランキングで5位くらいには入っていたような気がする),同じ漢字の人は会ったことがない.
”海”の字も好きだし,”都”の字もかっこいいし.海自体も僕は大好きである.
だから先日Veniceに行ったときには,本当に感動した.あぁ,僕は来るべきしてこの場所に来たんだな,と本気で思った.
勿論名前自体にその人の人生への意味があるとは考えにくいし,どんな名前の人でもVeniceは美しいと感じることが出来るのは間違いないと思う.
名前に関係なくその人はその人の道を歩んでいくだろうし,きっと名前の意味に左右されることなく人は生きていく.
でもせっかく自分にしかない名前を与えられたのだから,何か自分とのつながりを信じてもいいんじゃないかな,と僕は思った.
”海”のように心も大らかに,そして色々な人とのつながりを持つ”都”のような人でありたいと思う.