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# キーボードを叩く音を初めてうるさいと感じたときの話

関係者各位,ごめんなさい.と心の底から言いたいです.

こんばんは.しげまです.今日はこれまでの懺悔の回.

まず,僕はとにかくキーボードを叩く音がうるさい.キーボードの種類に関わらず,うるさい(macと同じ種類のキーボードを叩いてもまぁまぁの音がする).これまで研究室のみんなに幾度となく指摘されてきたものの,修正することはなかった.研究室にいる間は僕のキーボードの音に関わらず騒音にまみれていた(僕の研究室は男しかいないのである.その言葉で全てを察してほしい...)ので,特に修正する必要も感じていなかった(という言い訳である).

だがしかし,今,僕は猛烈にこのことを後悔している.いざ,自分に降りかかってきたときのストレスが半端なかった.本当に申し訳なかった,と今なら言える,かもしれない.

僕は今,中国人のラボメイトと二人で一つのオフィスを共有している.日本にいたころとは違って,オフィスが騒音にまみれるなんということはまずない.

そして彼の叩くキーボードはとてもうるさい.キーボードの種類も特に騒音がするタイプのやつなので,余計にうるさい.ノイズキャンセリング機能のヘッドフォンでも対応ができないほどである.とても集中できる状況じゃない.

しかもこのキーボードの音,気にしだしたら止まらない.自分で音を拾いにいってるのではないか,と勘違いするくらい気になってしまう.

そう,まるで自分の鏡を見ているようだった.

自分が気になっている部分が相手に見えたとき,自分が一番気にしてしまうし,修正しなければいけないと思っているからこそなおさら気になってしまっている自分がいる.そこで初めて気がついて,あぁこれが”人の振り見て我が振り直す”ことなのか,と気づいた.

ちなみにオフィスメイトの彼,他にも僕が気にするポイントをいくつか持っていて,”あぁ俺だ”と思う瞬間が度々ある.笑

ちょっとイラっとしながらも,自分のダメ(?)な部分を見せられている気分になり,でも率直な怒りとは少し違う曖昧な気持ちになった,そんなお話.

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