見出し画像

# 休み返上で働きまくっているドイツ人に出会った話

今,プラハのホテルでビール飲みながらこの記事書いています.友達はシャワー浴びている途中.ビールはうまい.最高の時間.

さて,今日も書き溜めているネタを投稿しているわけですが,これ,実は書き溜めているネタというわけでもありません.

というのも,今日は土曜日ですが,ドイツ人の親友からの”Saturday Working”の誘いを断って旅行に来ているのですから.

ん?”Saturday Working”...?

違和感を持った人もいるかと思います.そう,ここはドイツ.日本では通常営業であっても(よくないですよその風潮!!!!),ドイツでこのような言葉が存在すること,皆さん想像していましたか?ちなみに僕は想像していませんでした.

でも実際土日は研究と関係ない文章作成(書類を書く,自己分析をする,noteのネタを推敲する,etc)にはうってつけの時間.コーヒーも自由に飲めるということで,予定のない土曜日は僕は基本的に研究所に来て,何かしら作業をしています.

ですがある日,"土曜日も実験をしたい"とドイツ人の親友から打診があり,プロジェクトが動きました.一人で実験をするのは安全管理上問題があるため,最低二人が参加するという条件で先生はそのプロジェクトを承認.

かくして,僕と親友の"Saturday Working"プロジェクトは始まりました.まぁ僕も土曜日に予定を入れるときはありますから,毎週参加できるというわけではありません.その場合,他の友達に同席を依頼しているみたいですが.

この話が親友から上がったとき,僕は震え上がりました.でも同時にちょっと嬉しかった.

”ステレオタイプなんて何も気にすることない”

正直,ドイツにまで来て土曜日に仕事をするのは少し恥ずかしい気持ちになっていたことがあった.ドイツ人はみんな土日を大切にしている.自分も郷に入っては郷に従うべきだ,と.でも休みを返上で働くドイツ人もいる.ドイツ人が全員休みを大切にするかというとそんなことなくて,あくまで一般論に過ぎない.別に彼は何も悪いことをしていない.ただ,自分の研究テーマに真面目なだけ.

僕も彼を見習って,自分のやりたいことを追求する,ステレオタイプなど何の役にも立たない,ということを見習おうと思いました.自分がやりたいことを,胸を張って行動する.自分が周囲を気にせずに行動できる,ちょっとしたきっかけの話でした.

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?