# ありのままに生きてみる
今日、こんな本を読みました。
ある方から紹介してもらった本ですが、今の自分を突き動かすものがあった。ひいては、メッセージ性が非常に強く(特に若者に向けた)、是非皆さんにも読んでもらいたいな、と思ったので紹介します。
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みんな安全な道の方を採りたがるものだけれど、それがだめなんだ。
ここまで強いメッセージを発していた本に僕は初めて出会った。なんとなく蔓延している日本の現状にはっきりとしたメッセージで伝えている。
安全を望んで行動することは簡単である。でもそうすると人は何もできなくなってしまう。だからあえて危険な道を選択肢、自分を傷つけることでしか人は生きていけないのだ。
計算しつくされた人生ではなく、その都度思ったことを一度行動に起こしてみるといい。ダメならそれはそのとき考えればいいだけで、まずは行動に起こしてみろ、と。
自分のわだかまりが言語化されていく瞬間だった。これまでなんとなく自分が感じていた、生き方に対する違和感が集約されているような気持ちになった。
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無論、何がその人にとって最善の選択か、正解なんてないし、そこに優劣はない。
ただ、それが周囲に流される形で下す判断であれば、それは好ましくない。果たしてそれは生きている、と言えることなのか。
ここまではっきり言うことができる筆者の思いの強さに触れることができた。
僕も生きていて、自分が本当にやりたい、と思って起こした行動なんて数えるほどかもしれない。無論、無理矢理やらされた経験なんて一つもないけれど、でも昨日の話じゃないけれど、これまでの自分の人生はある意味既定路線の上であったと思えるくらい、自分が主体的に判断した、と思える瞬間は少ないんじゃないかと思う(既定路線の話はリンク参照)。
そしてそれは多くの日本学生について同じことが言えると僕は思う。ある意味就活までの一連の流れが既定路線である以上、その過程で本当に(文字通りの意味で)自分がやりたいことを見つけ出すことは困難であろう。
そこには数々のしがらみがあるのだから。あれもやらなきゃいけない、これもやらなきゃいけない。でもそんなもの一つも存在するはずがなかった。
だから、僕はこれからも思ったことを行動に移していこうと思う。自分がやりたい、と思ったことは実現させる。そうやって生きていこうと、この本を読んで改めて強く思った。
そして自分のやりたいこととしがらみの間でもがいている人がもしいれば、僕はこの本を強くお薦めしたいと思う。
全ての”しがらみに悩める日本人”に。