お金の研究:過去5年間の「お金」の書籍の発刊数と【有料】文献リスト
こんにちは。会計ラボです。
お金の増やし方、使い方、節約の仕方など「お金」への関心は多くの方がお持ちだと思います。
会計はお金との関わりが非常に高い学問の一つです。会計ラボのメインテーマの一つは「お金」であり、皆様の生活に役立つ「お金」に関する研究を今後実施していきたいと考えています。
研究を進めていくために、まずは「お金」について過去どのような研究が行われてきたのかを、整理していきたいと考えています。
本日は、その途中経過として、過去5年間に発刊された「お金」の教科書の冊数をご報告したいと思います。
「お金」の教科書の調べ方
会計ラボでは、CiNii Booksというデータベースを用いてお金に関する教科書をリストアップしました。
具体的には、CiNii Booksの検索欄に「お金」と入力して、2016年1月から2020年12月までの過去5年間の書籍を検索しました。
CiNiiとは、国立情報学研究所が運営する学術論文や図書・雑誌などの学術情報データベースです。CiNii Booksは図書・雑誌(書籍)に特化したデータベースとなっています。
過去5年間に絞った理由の1つは、手数がかかることです。研究を進める過程で、調査範囲を広げていきたいと思います。
もう1つは、あまりにも古いお金の教科書は現代の事情と合わない可能性があるため、直近から調べていくのが研究を進めていく上で効果的だと判断したからです。
※来年度、卒業論文を書く予定の大学生は、CiNiiを活用して卒論テーマの先行研究をリストアップすると効率的です。
「お金」の教科書の年間発刊数の推移
CiNii Booksで検索すると、かなりの数のお金の教科書がヒットしました。
その結果、2016年から2020年の間に合計64冊の新刊書籍が発売されていたことがわかりました。
ヒットしたものの中にはお金の歴史や通貨に関する内容などのものが含まれていましたので、内容を確認し、投資・節約・金融リテラシーの内容の書籍に絞り込みました。
2016年から2020年の推移は下の図の通りです。
2019年からお金に関する教科書が増加しており、2020年には過去5年間で最も多い22冊となっていました。
この結果は「お金」に関する世間の高まりを反映しているのかもしれません。
SNSやyoutubeで気軽に「お金」に関する情報を簡単に手に入れられるようになっており、金融リテラシーへの関心が非常に高まっていることが予想されます。
まとめ
近年の書籍の発刊数をみると、2020年は過去最高の23冊となっており、「お金」に関する関心が高まっていることがわかりました。
書籍のみならず、SNSやyoutubeで情報が溢れかえる現在において、情報を整理し、信頼性のある情報を提供していくことは非常に意義のあることだと考えられます。
会計ラボでは、そのような問題意識を基にお金に関する研究を引き続き進めていきたいと思います。
研究成果をnoteで適宜発表していきたいと思いますので、よろしくお願いします。
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文献リストの提供【有料】
会計ラボがCiNii Booksで収集した書籍リストを有料で配布したいと思います。書籍リストには、①著者名、②発行年、③発行月、④タイトル、⑤出版社、⑥Amazonレビュー得点(2021年3月25日時点)、⑦Amazonレビュー数(2021年3月25日時点)のデータが入力されています。
文献リストが必要な方は必要な方はお買い求めください。Excelファイルでの配布となります(65行までデータがあります)。
・配布Excelファイル見本(一部)
内容は文献リストのみとなります。以下の点に留意してお買い求め下さい。
・2016年から2020年までの5年間の文献リストとなっています。
・書籍内容に関する説明はございません。
・手作業による入力箇所が一部あるため、打ち間違えがある場合もございます。
・CiNii Booksの検索キーワードは「お金」です。それ以外のキーワード検索(例えば、株式投資など)は行っていませんのでご注意ください。
・CiNii Booksの検索結果から一部書籍を絞りこんでいますので、検索結果の全ての文献が網羅されているわけではないことに留意してください。
上記の点についてご納得いただいた方はご購入頂ければと思います。
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