食べても太らない人とは
同じ量を食べてるのに、太る人、太らない人がいませんか?
この痩せやすい「体質」には、腸内細菌が深く関わっています。
①腸内細菌の影響
マウスではありますが、研究結果でも出ていて
痩せやすい人の腸内フローラには多種多様の腸内細菌があります。
反対に太りやすい人は少ない状態です。
細菌は単体では機能しないため、菌が多種にあることで活性化します。
近年の研究で、病気の人は腸内フローラの多様性が低下していることが分かってきました。様々な種類の腸内細菌がいるということは、いろいろな状況に対応ができます。
このように腸内細菌を多種に増やすことで痩せやすい体質になりやすいのですが、腸内フローラは子供の頃に大体が形成するため、大人になってからは簡単に変えることはできません。
ただし食生活を見直す事で、変化させる事も可能です。
②腸内環境を整える食事とは
それには善玉菌の餌となる
これらを善玉菌が発酵させることで、短鎖脂肪酸という有機酸が作られます。
この短鎖脂肪酸が脂肪の蓄積を防ぎ、そして燃焼する効果を持っています。
また腸内細菌を増やす効果として
「発酵食品」
の摂取も効果的です。
発酵食品の長期的な摂取により、腸内細菌の多様化につながった研究結果もあります。
具体的な食品で言うと、
ヨーグルト、チーズ、納豆、味噌、糠漬け、キムチなどです。
ただチーズやヨーグルトなどの動物由来の乳酸菌は、胃酸などに弱く腸に届いても他の菌と共生しにくいため細菌として働きにくいです。
(死滅した乳酸菌は餌になるため効果がないわけではありません。)
その点納豆や味噌、糠漬けなどの植物由来の乳酸菌は強く生存しやすいです。
そのため乳酸菌を摂取するのであれば、植物性由来の乳酸菌がオススメです。
今はヨーグルトでも豆乳ヨーグルトなど、植物由来のものもあるため是非ご活用下さい!