脳に良いといわれる食べ物とは?
昨日の晩御飯、思い出せますか?
皆さん、こんにちは。ライターの藤原です。
最近物忘れや集中力が続かない……なんてことありませんか?
ちなみに、昨日の晩御飯を思い出せますか?記憶力の低下には様々な原因が考えられますが、すぐに思い出せない方は、脳に必要な栄養が足りてないかもしれません。あまり知られていませんが、人間は1日に消費するカロリーのうち、20%を脳で消費すると言われています。そのため、脳の栄養になる食べ物を摂取しないと、脳が疲れて記憶力・判断力の低下を招くといわれています。
脳に良いといわれる食べ物を紹介しますので、意識してみてはいかがでしょうか。
脳に良いといわれる食べ物5選
① 青魚
サンマ、ブリなどの青魚には、DHA、EPAが豊富に含まれています。この2つの成分は、血流の改善、脳神経細胞の成長を促す、神経伝達物質の働きをスムーズにする効果があると言われています。また、脳の毒と言われる活性酸素を除去する働きがあるそうです。2つの物質は、体内では生成できないので、定期的に摂取する必要があります。
② 大豆
大豆は、レシチンを多く含んでおります。レシチンは、体内でアセチルコリンに変換され、脳の記憶力を高めると言われています。ビタミンCを一緒に摂取すると、アセチルコリンの生成がより高まります。豆腐、納豆、枝豆、おからなど日本食では身近な食材ばかりですので、積極的に摂取していきたいですね。
③ タモギタケ
北海道から東北、九州など限られた場所で採れるヒラタケ科のキノコです。タモギタケは、国産キノコの中では最もエルゴチオネイン含量が豊富で、2番目に多く含まれるヒラタケの約5倍だそうです!エルゴチオネインは、アミノ酸の一種で脳神経細胞を増やす効果が動物実験で確認されています。首都圏でもスーパーで時々見かけます。旨味成分も豊富なので、見かけたらぜひ食べてみてくださいね。
④ ナッツ類
ナッツ類は、抗酸化作用があり、老化の原因と言われる活性酸素を除去してくれます。そのため、脳の酸化を防ぎ、脳の働きをサポートすることが期待されています。アーモンドやくるみなどは、血行を良くしたり細胞の損傷や老化を防いだりする効果を有するビタミンEが多く含まれています。
⑤ ベリー類
ブルーベリーやいちご(ストロベリー)などのベリー類は、アントシアニンが多く含まれています。アントシアニンは、活性酸素を除去し、脳の認知機能の向上が期待できます。
どの食べ物も積極的に取り入れて、バランスの摂れた食事を心掛けましょう。