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給食にも使われる食材「タモギタケ」。その特長とは?

カイゲンファーマの商品開発を担当している調査大好き佐藤です。

今回は、弊社が注目した成分「エルゴチオネイン」の深堀り回です。
内容に学術的な表現が含まれますがご容赦ください。

「エルゴチオネイン」についてご存じない方は、こちらも併せてお読みください。

タモギタケとエルゴチオネイン

「〇〇抽出エキス」や「△△抽出物」という記載を見たことがありますか?
「抽出エキス」とは例えば、お料理の時にお出汁を取るイメージです。
お出汁には、素材から染み出た様々な成分が溶け込んでいるイメージを持っていると思います。
一方で、「うま味成分」と言われると、グルタミン酸やイノシン酸など特定の成分を指します。
タモギタケとエルゴチオネインの関係性は、お出汁を取る時の「素材」と「うま味成分」の関係性で、タモギタケの抽出エキスに含まれている成分の一つがエルゴチオネインです。
私は仕事柄、様々な素材の調査や研究をしているのですが、実際にはどの「成分」が健康に役立つと期待されるのかまで特定することはホントに大変です 。
タモギタケ抽出エキスには、注目成分「エルゴチオネイン」が含まれていることがわかっているのです。

特長① 健康に役立つと期待される成分

期待される成分「エルゴチオネイン」には認知機能(記憶力※1、注意力※2)維持効果が報告されています。
※1 人や物の名前などを記憶し、後から呼び起こす能力
※2 物事に対して注意を集中して持続させる能力
そのエルゴチオネインは、きのこの中でもタモギタケに高含有であることがわかっています。

特長② 作用機序

もし、注目成分が多成分から構成される「抽出物」であれば、どの成分の生理学的活性由来かが未解明な部分が多くなってしまいますが、単一成分であればその作用機序は考えやすくなります。エルゴチオネインの場合、マウス実験によって認知機能に関する作用機序が確認されており、エルゴチオネインが血液脳関門(Blood-Brain Barrier;BBB)を通過して、脳神経細胞を増やすことが報告されています

特長③ 医薬品との相互作用報告なし

エルゴチオネインは、タモギタケに含有される成分であり、そのタモギタケは給食にも使われる十分な喫食実績をもつ食材です。また、2001年より累計960万日分のエルゴチオネイン含有食品が販売され、これまでに健康被害の情報はありません。

タモギタケやエルゴチオネインで健康な生活を!

健康に役立つことが期待される成分「エルゴチオネイン」、それを含有していて喫食実績豊富な食材「タモギタケ」。
それぞれのもっと詳しい情報は、また別の機会にこちらのnote編集部で書かせていただきます。
各個人の生活スタイルに合った取り入れ方で、健康な生活を目指しましょう!

ではまた!

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