(高校生でも出来る)ゴミ拾いイベントの開催方法を教えます。
ゴミ拾い活動を通して、多くの人脈を広げることができました。
こんにちは会長です。
今回はいつもの取材記事ではなく、ゴミ拾いイベントの開催方法を伝授したいと思います。
環境問題に興味を持っている人は日本中にたくさんいます。
その中でも行動力のある方たちは
日常的にマイボトル・マイバックを使用する。 出来る限りプラスチック製品を使わない。 ゴミ拾い活動・イベントに参加する。
これらの活動を行っているんではないでしょうか。最近の活動者の中には、中学生や高校生の方々もいて非常に驚きました。 (僕も高校生なんですけどねw)
今回はそんな行動力のある皆様に、
イベントの参加者から主催者になる教えます!
1. イベントを計画する。
まず最初はイベントの概念を考えます。
・何月何日 ・開催場所 ・時間帯
など、大体でいいです。注意点としては、
・開催日を最低でも2週間後に設定する。 {早すぎると人が集まらない為}
・土日、祝日の方が人は集まりやすい。{平日は仕事の人が多いから}
・開催場所に、ゴミ拾いを行う必要がある量のゴミが落ちている。{綺麗な街だと、、}
・活動時間は2時間以下を目安。{長すぎたら疲れます。経験者談}
です。
開催場所は自分が訪れたことがあって、落ちているゴミの量が多い場所の方が良いですね。
(僕の場合。
・開催日 4月3日土曜日 雨天変更 4月4日日曜日 ・開催場所 アメリカ村 ・時間帯 午後3:00〜午後5:00 に設定しました。)
大体の概要が決まったら次!👇
2. 企画書を作成する。
これは重要です!なぜ作成する必要があるのかというと、
・イベントを開催するとき、自治体などに許可を頂く必要があるから。
・イベントの内容を整理することが出来る。
・最近流行りの新型コロナウイルス対策を説明しなければならない。{←これは必須です。}
これらを満たさなければ、そもそも開催することは自治体側からも、主催者側も難しいです。
企画書の作成なんて一見すると難しいですが、安心してください。
‘企画書 テンプレート‘
とGoogle 先生に聞いてください。それらをコピペして文字を書き込んだり、新型コロナ対策の欄も設けるだけで企画書は出来ちゃいます。
パソコンなどが無い場合、コピー用紙に定規で線を引いたりして真似ることが出来ます。
そして企画書を作成する段階時に、イベントの細かい所を考えなくてはいけません。
・参加者との集合場所。{開催場所の近くの公園などがオススメです。}
・開催範囲。
・拾ったゴミの回収地点の確認。{僕の場合、環境事業センターの方が教えてくれました。確認必須です!}
・参加者の人数設定。
・新型コロナ対策。{別に検温機などは必要ありませんが、最低限。マスク着用・ソーシャルディスタンスの呼びかけ、これらは必須です。事前に自治体に電話で聞いた方が良いですね。}
中でも特に重要なのは、
・トングやゴミ袋などの用意。
です。
ゴミ袋は自治体に指定のゴミ袋がもらえます。
指定のゴミ袋を使うことで、イベントで回収したゴミは自治体に回収してもらうことができます。少し手間が掛かりますが、指定のゴミ袋を使用した方が良いです。
問題なのはトングの用意で方法としては僕が知っている中で3つあります。
1.参加者各自で持参してもらう。
2.自治体からレンタルする。
3.参加者の一部、他の有志の人から貸してもらう。
1.に関しては多くの人をイベントに呼びたい場合、ゴミ拾い活動自体が初めての人やトングを持っていない人は参加できないのでオススメできません。
2.に関しては自治体によります。アメ村でゴミ拾いイベントを計画したとき、中部環境事業センター出張所が担当所だったのですが、
‘トングをレンタルする場合は定期イベントしか申請は出来ない‘
と言われました。ですから、事前に自治体と連絡して聞いておいた方が良いです。
3.僕の場合は参加してくれた方の1人が、トングを何本も持っていたので、その方から他の人数分も借りることが出来ました。また、Twitter上で同じくゴミ拾いイベントを主催したりしている人の中にはイベントで使用したトングなどを貸してくれる方もいますので、調べた方がいいです。
(僕の場合
・集合場所 西区南堀江公園 ・参加定員 20人 ・コロナ対策 マスク着用、ソーシャルディスタンスのよびかけ、消毒スプレーを用意してイベント前に消毒する
・用具の用意 指定のゴミ袋を自治体から借りる、トングを人数分持っている参加者の方から借りる)
*ちなみに下記が、アメ村イベント時に僕が作成した企画書の一部です。
企画書が書けたら次!👇
3.自治体などに許可してもらう。
企画書ができたら山は超えました! 早速、イベントを開催する場所を担当する環境センターに連絡しましよう。
担当所がわからない場合、開催場所の市に電話かメールで聞きましょう。企画書の提出の仕方としては、
・PDFに書き出しし、リンクを作成してメールに貼り付ける。
・印刷して担当所に持っていく。
の2つがあります。
僕自身はリンクを作成する方法を選びましたが、やり方が分からなかったり、元から紙で企画書を作成した人は持ち込みの方が楽だと思います。
どちらにせよ、ゴミ袋を自治体に貰いに行かなければならないのでその際に提出した方が良いですね。
ちなみに、僕は担当所の方から開催場所付近の警察署にも連絡した方が良いと言われ、連絡しました。
開催地区担当の警察への連絡の有無も必ず聞いておきましょう!
数日したら担当の方から電話やメールで連絡がありますので、それに従ってください。
許可を頂けたら!👇
4.イベントを宣伝する。
後はイベントを宣伝し、参加者を集めるだけ!。。。
これが結構難しいです。
最初に言っときますが、
参加者を10人以上集めるためには
・開催日の2週間以上前からTwitter上で告知する。{1週間前は遅すぎる 経験者}
・Twitterのフォロワーに、ゴミ拾い界の渡辺直美のような人がいる。{僕の場合、フォロワーが1000人以上の方が拡散や連絡を手伝って下さったので、参加者を集めることができました。}
・開催日は日曜日の午前が推奨。{土曜日も仕事の人が多かったり、午後は予定がある人が多い。}
これらの要素が必要だと、アメ村イベントで得た経験から学びました。
Twitterもそうですが、SNSを活用することは個人でイベントを開催する際に本当に必要です。また、学校の同級生にも参加を呼びかけたりすることもアリですね。
ちなみに僕はポスターまで作成しました。文字だけの告知より見やすいのでオススメです。(デザインについては触れないでください。。なにぶん初めてな物で。。。。}
ドキドキしながら当日まで待ちましょう!👇
5.開催。
開催日の1週間前ぐらいから当日の天気予報はわかるので、確認しましょう!
雨が降る場合も考慮して、雨天変更日を設けましょう。
そして。終了・・・
いかがでしたでしょうか、‘企画することの難しさ’を知ることができたでしょうか。
主催者になるということは責任感を持ち、参加者のリーダーにならなければなりません。
そして、失敗やミスはつきものです。(僕自身も結構失敗や課題点に気付きました。)
でも、ここまでやり遂げたというのは素晴らしく、誇るべきことだと思ってください。
世の中には計画の段階で諦めて、次の一歩。行動することができない人が多くいます。
これからもチャレンジし続けてください。そして失敗やミスに気付き、改善し続けてください。以上です。お疲れ様でした!