後編 使い捨てカイロの錬金術師 山下崇さんに取材をしてみた。
前回のあらすじはコチラから
会長 まだ山下さんがコンビニオーナーだった時に見つけた、東京海洋大学の佐々木教授の水質浄化の活動を知って事業化したいと思い、行動して今に至ったわけですが、その時から環境問題に興味があったということでしょうか?
山下さん 僕が所属していたコンビニグループでは、1日9回食品廃棄を行っていました。だから単純計算で3時間に1回は捨てていることになりますね。賞味期限が1秒でも切れたら売り物として、その商品は捨てなければならない。それらをゴミ袋に詰めて捨