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今回は「ストレスと肥満との関係性」についてお話しします!

現代の日本人では睡眠不足・仕事・人間関係など、何かしらでストレス感じている人はかなり多く存在しています。厚生労働省の調査(平成29年)では労働者の人で58.3%が強いストレスを感じていると発表しています。

ストレスを抱えていると身体・精神的に歪みが生じて、不調を引き起こしてしまいます。今回はストレスが肥満にどう関わっているかについてです。

〜ストレスとホルモン分泌への影響〜

身体・精神的にストレス受けた時、体内から分泌されるホルモンに影響が生じてきます。その中でも「コルチゾール」と呼ばれるホルモンが大量に分泌される事がわかっていますが、このホルモンが実は肥満と密接に関わっています。

コルチゾールと呼ばれるホルモンは別名で「ストレスホルモン」と呼ばれていて、働きとしては下記の2つが挙げられます。

・肝臓の糖新生、脂肪の分解、筋タンパク質代謝の亢進
・免疫機能の低下

腎臓の副腎皮質から分泌されて、生命活動にも欠かせないホルモンとして存在しています。


〜コルチゾールとは?〜

前述した通り「肝臓での糖新生・脂肪の分解・筋タンパク質代謝」の亢進がありますが、返ってこれが肥満に繋がるリスクもあります。

身体活動を活発にする為に「糖新生」が行われますが、血液中の糖質量が増えて「高血糖の状態」が近づいてきます。これに伴い「インスリン」の分泌量も増大して、脂肪を溜め込みやすくなってしまいます。これがコルチゾールが肥満に繋がりやすい要因と考えられています。加えて筋タンパク質代謝によって「筋分解」も進みやすくなります。

またインスリンは急激に上昇した血糖値を「急降下させる」働きがある為、空腹感も出てきやすいです。


〜ストレスを軽減させる為に必要な事〜

軽度なストレスであれば誰しもが受けやすいので、溜め込まない事も大切ですが「発散させる方法」も自分の中に持っておくとうまく付き合っていけます。

方法としては「運動」と「睡眠」がストレス発散には効果的と言われています。

具体的には、


・週に2回以上の運動
・ランニングなどの有酸素運動(20分以上)
・6時間以上の睡眠


活動的にするとストレスが軽減される事は科学的に証明されています。なので定期的な運動は勿論、身体をリラックスさせる副交感神経の時間を作ってあげるのが良いので、睡眠もとても大切な習慣です。

甘いものを食べる事でもストレスは発散されますが、その分肥満を亢進してしまうので体を動かす事で発散できると一番と良いですね。

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