思いのほか凝っている〇〇周辺!ほぐすことの大切さ
デスクワークやマスクの常時着用からくる疲れ目や頭痛
最近、身体中の凝りをほぐすことにハマっています。今日は皆さんが意外と凝っている、ある部分について紹介したいと思います。
なんだかまぶたが重たいといった疲れ目の症状、側頭部付近の慢性的な倦怠感や頭痛を感じたことはないでしょうか。
デスクワークでいつもパソコンと睨めっこという方はこのような症状を感じた方も多いのではないでしょうか。
また、最近は常時マスクをつけていることで、頭痛のような症状を感じる方もいらっしゃいます。
このような症状は凝りから生じている可能性もあるんです。
側頭筋
側頭筋はご存じでしょうか。こちらの筋肉はこめかみ部分から耳の上部にかけて、頭蓋骨に張り付いているような筋肉です。物を噛む動作に大きく関わっています。
先ほどの症状は、この側頭筋の凝りから生じてある可能性もあります。
また、この側頭筋のあるあたりには、リンパ節もたくさん存在しています。
この筋肉とリンパ節がほぐれることで、不調が改善する可能性があります。
少しほぐすだけでも十分に違いを感じ取れる可能性がありますので、側頭筋周辺を指先や、握り拳などで1分間程度、気持ちいい、もしくはイタ気持ちいいと感じる強さでゴリゴリしてみてください。
ほぐれたとき、何が起こっている?
この凝りがほぐれたとき、どんなことが起こっているのでしょうか。これを理解することで、凝りをほぐすのもさらに楽しくなります。
筋肉の凝りは、筋肉疲労により筋肉に老廃物等がたまって筋肉が硬くなったり、血行が悪くなったりする等して引き起こされます。
凝りをほぐすことで、血行が良くなり、老廃物も流れ、筋肉が柔らかくなってスッキリするわけです。
また、リンパ節にも老廃物が溜まります。リンパ節における老廃物は、体内でリンパ管に回収された細菌やがん細胞、異物です。リンパ節付近をマッサージすることで、こういった老廃物の代謝が進みやすくなる可能性があります。
リンパの仕組みについては、こちらでもまとめていますので、気になった方はぜひご参照ください。
凝りがほぐれてわかること
側頭筋の付近に限ったことではありませんが、実際に凝りをほぐしてみると、想像以上に凝りが蓄積していたんだな、と実感します。
僕の場合、側頭筋の付近をほぐすことで、目の周りがすごくスッキリし、いつもより目をパッチリと開くことが出来ているように感じます。
血行が良くなったのか、血管が浮き出てくることもあります。
また、頭の痛みを感じている時にこちらをほぐすと、痛みが和らぐこともあります。
いずれにせよ、凝った状態と、ほぐした状態では、感覚に大きな違いがあります。
この違いを意識することで、セルフケアの精度もより上がるのではないでしょうか。
身体を全身をスキャンする様に、全身の感覚や状態に注意を向けていくボディスキャン瞑想というものがあります。放送の瞑想セッションの中でも、一部だけボディスキャン瞑想のような部分があります。
凝りや詰まりを感じ取るのですが、慢性的に長期間に渡って凝っている場合は凝りを実感できない可能性もあります。このため、一度しっかりほぐして、ほぐれてスッキリした感覚を実感しておくことは、ボディスキャン瞑想の効果にも大きく影響すると言えます。
今回紹介した側頭筋周辺は、意識的にほぐすことが少ないと思いますので、心当たりのある方は、ぜひ、ゴリゴリとほぐしてみてください。
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