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凪良ワールド

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還暦で初めてBL小説のおくの深さに感激💞目覚めたキッカケをくださった凪良ゆうさんをリスペクト✨彼女の作品の紹介と感想をアップしてます😃
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2021年8月の記事一覧

📖凪良ワールド🍁💕『散る散る、満ちる』

📖凪良ワールド🍁💕『散る散る、満ちる』

『散る散る、満ちる』

設計会社の営業主任である如月春水は、得意先への接待で女装も辞さない。営業マンの鑑とまではいかないが、仕事には割りきりが必要と覚悟している。

とはいえ、新人達の不平不満もわからないでもない自分を否定できない。
依りによって、女装姿を片思いの里見に見られてしまい、落ち込んだ。有能な部下である里見にゲイである如月は恋をしているのだが、もちろんそんなことは絶対に秘密だ。

早くに

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🎩BLワールド備忘録🌠

🎩BLワールド備忘録🌠

『翼竜王を飼いならせ』
犬飼のの著
イラスト 笠井あゆみ

私立竜泉学園は恐竜の遺伝子をもつ竜人達のための学園だ。
その生徒会長であり、学園の主である可畏は夜毎悪夢にうなされていた。
潤は可畏の汗ばんだ額にキスをしてその頭を抱き締めた。
「大丈夫、俺がそばにいる」

動物の意識を受信する特異体質をもつ沢木潤は暴君竜の孤独な叫びを受信したことで、可畏と愛し合う中に。

しかし、恐竜国の王の後継ぎ問題

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📖凪良ワールド🌌🌠

📖凪良ワールド🌌🌠

『恋愛前夜』

「北斗七星…。」
トキオを救い出した夜。
一緒に寝るのが旅行みたい、
とはしゃいでいるナツメにトキオが呟いた。
ナツメの左肩にあるホクロが北斗七星の形をしている。
「へー、知らなかった」
不意に、北斗七星にトキオがキスをした…。ナツメはなんだか不思議な気持ちになった。

山間の小さな☀️✨市営団地。トキオとナツメはお隣同士。
共に母子家庭と父子家庭で一人っ子同士。
「情操教育上、一

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📖凪良ワールド💖🍷

📖凪良ワールド💖🍷

『求愛前夜』

「貢藤りり…?」
名刺を読み上げた瞬間、ギラリと光る目力に思わず身が竦んだ。
ラブリー大好きをモットーにしている貞行にとって、最も苦手な人種だった…!
「自分が、代理の担当の貢藤利里です」
般若のような眼差しでニヤリと口角をあげた……。
「やだ、こ、怖い」

中高生の恋のバイブル『パラダイスドール』の大人気漫画家小嶺ヤコ、本名山田貞行は、高級マンションに住みながらも、〆切りに忙殺さ

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📖凪良ワールド🍀🍑

📖凪良ワールド🍀🍑

『おやすみなさい、また明日』

「泣くのはストレス発散になるんだって、心療内科の先生が言ってた」
そういいながら、朔太郎の清潔な指先がつぐみの目元からラインを辿っていく。いつの間にか涙が頬をぬらしていたのを、はじめて気がついた。

同時に朔太郎が心療内科と言うことに違和感を覚えた…。

✨✨✨

売れない小説家のつぐみは十年同居していた恋人から、突然別れを宣告された。

「つぐみは好きな物を書けば

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📖凪良ワールド🎩🥐

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『お菓子の家』

その猫にあったのは、夏の少し前のことだった。

大きな大人なのに、やせっぽちの子猫のような目で、パンを選ぶ親子を羨ましそうにみていた。

こちらの気配に気づくと、一瞬鋭く睨み付け後ずさった。
捨てられた猫のように毛を逆立て、誰も近づけないオーラを放つ。

このまま放って置けない気持ちで声をかけた。
それが、弘明との出会いだった。

はなせ!大事な物があるんだ❗️

燃え盛るマンシ

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📖凪良ワールド🌻

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『夜明けには優しいキスを』

「朝なんて来ないと思ってた…」
つぶやくと、後ろから公平が肩に顎を乗せてくる。
「大丈夫。世界のすみっこだって朝はちゃんと来るよ」
🌥️⛅️🌤️🌄

24時間営業のカフェでフロアマネージャーとして働く西搭要は、今日もドタキャンしたバイトの穴埋めや、社員がやるはずのレジ絞めなどをこなしながら、重い身体を椅子に沈めた。
人手不足の上に、社員なみの責任ばかり押し付けら

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📖凪良ワールド💞💐

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『真夜中クロニクル』

「死ね、ボケ」
長い睫毛、サラサラの髪の奥の黒い瞳、ぽてっと赤い唇から発せられた鋭いナイフみたいな言葉に、真下陽光はビリビリとしびれた。
同時にゾクゾクした高揚感に心が震えた。

「お兄ちゃん、スッゴク綺麗‼️シャム猫みたいだ」
ニーナの顔を見てるとポッと顔が赤らむのがわかった。

父さんが性格の悪い美人にゾクゾクするって言ってたのを思い出した。
「悪魔みたいに綺麗で、プラ

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📖凪良ワールド🎩💞

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『落花流水』

「大人しく抱かれろよ、その代わり借金のことは俺がなんとかしてやる」

愛しい人を手に入れるために、借金を楯に脅した。

過去に諦めて眠らせた恋情は、ますます揺り起こされて酷く腹を空かせていて、弱々しくかぶりを振るその人を蹂躙した。

夏生が自分を軽蔑しているのはわかっていた。心までは望まない。だが、この5年間絶望と希望を繰り返し、やっとの思いで沈めたはず情念が再び鎌首を持ち上げて叫

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