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どうしても、親を高齢者として見れない…ときに、読んで欲しい。

まだ元気だから、大丈夫。

60代、70代、80代…
親だって、人と同じように年を取ることは誰しもわかっている。
しかし、心のどこかでは

「まだ元気だから、大丈夫」

元気、とは。

と、どこか直視できない人が、ほとんどではないだろうか。

もっと早くわかっていたら、やりたいことがあったのに…

そう話してくれたのは、元ヘルパー・ケアマネとして介護現場を目の当たりにしてきた義母であった。

親を高齢者と認められていたら、したかったこと

一体なんだったのだろうか・・・?

敬老の日も近くなった今日は、そんな話を。


親を高齢者と認識することの難しさ

 私の義母はヘルパー・ケアマネとして、多くの高齢者と接してきた、いわばその道のプロである。

 3人の子育てと仕事で、物理的・気持ちに余裕がない日々。その「いつか」はじわじわやってくる。

「私のことはいいから、まずはあなたの生活を優先して」

徐々に体調が弱くなっていく義祖母の言葉。

きっとまだ元気だから、大丈夫

結果的に、共に過ごす時間が十分にとれなかったのである。

もっと早くわかっていたら、やりたかったこと。それは、

もっと一緒にいたかったなぁ・・・

「親を高齢者として見れない」壁を、どう乗り越えるか

私がたどり着いた答えは、他人の介護体験を知り、引き出しを増やしておくことだ。

事前に予習しておくことで、自分がどのように向き合うべきか、心の準備が少しはできる。

たとえ今、親が元気でも

掃除や買い物が大変になってきたら
お金の管理が難しくなってきたら
歩くのがつらくなってきたら
お風呂やトイレが難しくなってきたら

それぞれの段階で、やれることはたくさんある。
一緒に問題をクリアして、限られた時間を大切に過ごせる方法はあるのだ。

親が元気な今できること、それは?

「最近どお?」

そんな電話でのやりとり一つでも、いろいろわかる。

やたら、間がある
声にどこか無理してる感がある

あるある。

そんな少しの違和感があったら、顔を見せに行く。
なんでもない日に会うと日常が見える。日常の中に、色々隠れている。

困ったときに頼れる距離感をつくっておく

お互いのちょうど良い距離感が何よりも大切だと思う。
困った時に頼れる相手がいるだけで、心強い。最期に頼りになるのは家族なのだ。

敬老の日を機に、私も祖母を思いながら書いている。

さて、明日は電話をしてみよう。
月末には、会いに行ってみよう。

では、また!

#未来のためにできること


最後まで読んでくださりありがとうございます^^! こんな感じでダイエット・美容からキャリアの話まで、ちょっとためになるようなお話をお伝えしていますので、また読みに来てくださいね❣️