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お盆の朝に体と向き合う、心地よいリセットの過ごし方
お盆の朝、皆さんはどんな風に迎えていますか?
8月の中旬、この時期は小学生のころから田舎のおばあちゃんちで迎えることが多く、『ご先祖様を迎える特別な日』となんとなくソワソワしていた記憶がある。
そういえば、なすやきゅうりでウマや牛を作って準備をしたりもしていたっけなぁ。
• きゅうりの馬:先祖の霊があの世から早く戻って来られるようにするための乗り物として、きゅうりで作られます。きゅうりは足の速い馬を象徴しています。
• なすの牛:先祖の霊がゆっくりとあの世に帰ることができるようにするための乗り物として、なすで作られます。なすは足の遅い牛を象徴しています。
そもそも、お盆ってなんで「お盆」なのでしょう?と気になったので、ちょっと聞いてみた。(お馴染み、chat GPT)
お盆の語源は、仏教の行事である「盂蘭盆会(うらぼんえ)」に由来しています。「盂蘭盆会」は、サンスクリット語の「ウランバナ(ullambana)」が元となっています。これは「逆さ吊り」という意味で、苦しみの状態を表す言葉です。
仏教の伝説によると、釈迦の弟子である目連(もくれん、または目犍連〈もっけんれん〉)が亡くなった母親が地獄で苦しんでいるのを見て、釈迦にどうすれば母親を救えるかを尋ねました。釈迦は、「7月15日に修行僧たちに供養をしなさい」と教え、目連がその通りにしたところ、母親は救われました。この故事が「盂蘭盆会」の由来とされています。
日本では、この仏教行事が土着の祖先崇拝と結びつき、祖先の霊を迎え、供養する行事として定着しました。現在では、お盆として毎年8月(または7月)に先祖供養を行う習慣が広く行われています。
そんなお盆、心なしか仕事も落ち着いて、ゆっくりできる時間ができる束の間の期間。
ここまで暑さにも負けず、バタバタと走り抜けてきた自分の心と体をいい感じにゆるめる方法を、理学療法士の目線でまとめていく。
朝起きたら、自分の体の声を聞いてみる
私は、まず目覚めたら、起き上がる前にモゾモゾと体を動かしながら、体の声に耳を傾ける時間をちょっとだけ持ってみる。
例えば、足が重いと感じたら「あれ? 昨日ちょっと塩分取りすぎたかな?」とか。腰がちょっと痛いなと思ったら「そういえば、最近ずっと猫背気味だったかも…」とか。
こうして一つ一つの感覚に気づいていくと、日々の生活習慣が自然と浮かび上がってくる。
自己分析でもあり、体との会話の時間。バタバタな日常では「さっさと起きて支度をして・・・」となるのだが、お盆だからこそ、ちょっと立ち止まって、そんな風に体と向き合ってみるのもよい。
その土地の味を楽しむ - 食べることの大切さ
お盆の楽しみといえば、帰省やレジャー、そしてやっぱり食べること。
普段は忙しくてつい手抜きしてしまう食事も、この時期はちょっと特別。
せっかくなら、その土地ならではの食材やご当地グルメを楽しんでみるのも良い。
私の場合は、我がばーちゃん家のある山形の【冷たい肉そば】を食す。毎年帰るたびに食べる楽しみすぎてワクワクしている。
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常に「食べ過ぎ」と隣り合わせのレジャーのグルメ事情。すこしでも体をいたわるとしたら。
美味しいものを楽しむと同時に、水分をしっかり摂って消化力を高めることも忘れずに。特にこの時期、冷たい飲み物やアルコールも増えがちなので、体が水分を欲しているサインに気づいてあげることが大切でもある。
例えば、私はいつもお盆にはその土地の名物を味わいながらも、食前・食後には必ずお茶や水を一杯。これで心なしか、食べ過ぎによる便秘も防げ、体がすっと軽くなる。
食べることを楽しむだけでなく、食べた後の体のケアも、お盆の過ごし方の一つとして取り入れていきたい。
ちょっとだけ動く - 体をリセットする時間
お盆休み、ついダラダラしがちですが、それもまた良し。ただ、ほんの少し体を動かすことで、体も心もリフレッシュできることもある。無理せず、気軽にできる範囲で動いてみるのがおすすめ。
例えば、家族との散歩や、お寺へのお参りの道中、いつもよりちょっとだけ足を伸ばしてみるとか。歩きながら周りの景色を楽しんだり、自然の音に耳を傾けたりしていると、不思議と普段より歩くのが苦にならないこともある。(暑くなければ。)
今年の私は、高齢の祖母の家の延びてしまった植木を剪定したり、お墓掃除に勤しんだり。普段はやれないことで体を動かし、心も浄化できた。
これもまた、お盆ならではの過ごし方の一つ。
お盆の時間を、自分のためにも
お盆は、先祖を敬い、家族と過ごす特別な時間と冒頭でも伝えましたが(chat GPTが)、同時に自分自身をいたわる時間でもある。体と心に「お疲れ様」と声をかけながら、少しだけ自分を大切にしてみるのもよい。
お盆のひととき、日常とは少し違うペースで過ごしてみることで、また新しい気持ちで日常に戻ることができるはず。体と心の声に耳を傾け、お盆の時間も心地よく過ごしたい。
では、また!
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