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 堀江貴文さんと野村克也さん

 2人の共通点は一見なさそうですが、

 1番の共通点は夢中になる力

 お二人の思考の共通点を比較して読み進められるので、あっという間に読んでしまいました。

 ライブドア時代の近鉄買収の件や新球団設立の話もでてくるので面白かったです。

 対談、実現して貰いたかったです。


 この本の中で心に残ったお二人の名言をいくつかピックアップさせていただきます。

 ● 同じことをやってきて何も変わらなかったのだから、たまには違うことを試してみるのもいい。 「宿命」は変えられないが、「運命」は変えられるのです。野村克也

 →毎シーズン、結果を出す為に試行錯誤をされていたんですね。やはり強いモノが生き残るのではなく、変化に強いモノが生き残るんですね。

● 野球は失敗のスポーツです。打者は打率3割打てば一流選手だから、7割は失敗。「失敗は成長の母だ。『失敗』と書いて、『せいちょう』と読む」野村克也

 →失敗を成長と読むっていうのが良いですね!失敗する為にも、打席にたくさん立つ=挑戦・行動しなければなりませんね

● 「既存の価値観」に逆らい、前提を否定してこそ、新たなものが生まれるのだ。堀江貴文

● 「固定観念は悪、先入観は罪」野村克也

 →既存の価値観に従い、思考停止するのではなく、自ら仮説を立て、実行することが大事ですね

● 「できない理由」から考えるのではなく、「やれる方法」から考えるほうが当然、発展性があるということ。堀江貴文

 →どうしても、「できない理由」から考えてしまいがちです。「やれる方法」を考える習慣から始めてみます

●総合力の「ゼネラリスト」より、個性の「スペシャリスト」野村克也

 →野球に例えるとしっくりきます。打撃のスペシャリスト、代走のスペシャリスト、守備のスペシャリスト

●「マネ」することは、結果的に「個性」を育てる。人の「行動」は人に「新しい思考」をもたらす。そして「新しい人」が誕生するのだ。堀江貴文

 →「マネ」することでも良いので、「行動」すること。やはり行動することが大事なんですね

●「正しい方向への努力」「目的に適したアプローチ」を実践 野村克也

 →努力する事が目的になりがちですが、やはり適したアプローチで努力することが大事。非力なバッターがホームランを狙う努力ではなく、単打を打ち続ける努力をする

●他人を恨んだり妬んだりするということは、「自分の大切な時間」を他人のために使うということだ。しかも過ぎたことはもう戻ってこないのだ。こんな有害無益なこと、ないではないか。堀江貴文

 →恨んだり妬む時間は、他人に使う時間。そんな暇があったら自分に時間を使おう!この事が、みんな出来れば世界は変わるのにな。

●「1つを選ぶ」ということは「残り全部を捨てること」つまり、「判断」とは「捨てること」野村克也

 →トレードオフの考え方ですね。良い意味で何事にも執着せず捨てること(判断)を身につけていきたいです

 ここほかにも、たくさんのエピソードを元に名言が語られています

 2人相違点も出てくるのでぜひ探してみてください

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