【詩】茶化す

あなたは 肌を茶色で描くけど 瞳はターコイズブルーで描いてくれる。
色の流れをコントロールできない 水彩下手なわたしを
良い色の配置って褒めてくれる。
あなたが描くわたしを見て あなたは才能が違うって思ってしまう わたしの残酷さ。
あなたが 窓っていうよりガラスの壁だよね 
って言った 窓から 射しこむ夕陽が あなたもわたしも
部屋も時間も ほほえみも夢も 言葉も現在も
マグカップも 茶化した。



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