伽戸ミナ
百人一首のうたをひとつずつカバーしています
伽戸ミナがつくった詩を載せています。読んで頂けたらうれしいです。
長からむ心も知らず黒髪の乱れてけさは物をこそ思へ/待賢門院堀河 (80/100) ================== 百人一首第80番を題材につくりました。 読んでいただきありがとうございます。
愛とかどうでもよくなってしまいました。 空腹とか無視できるようになってしまいました。 春風のようにやさしい声で教科書が読み上げられる火曜の三限では、あんなにも耐え難いものだったのに。大地を揺らすほどの助けを求める叫びでも、電車の走行音のように気にも止めなくなりました。 色彩とかどうでもよくなってしまいました。 赤色と橙色の中間とか考えなくなってしまいました。 だいすきな詩集を読んでいても、言葉が文字から紙から溢れ流れることはなくなって、灰色のまま動かなくなりました。 愛や色
秋風にたなびく雲の絶え間よりもれ出づる月の影のさやけさ/左京大夫顕輔 (79/100) ================== 百人一首第79番を題材につくりました。 読んでいただきありがとうございます。
淡路島かよふ千鳥の鳴く声に幾夜寝ざめぬ須磨の関守/源兼昌 ================== 百人一首第78番を題材につくりました。 読んでいただきありがとうございます。
瀬をはやみ岩にせかるる滝川のわれても末にあはむとぞ思ふ/崇徳院 (77/100) ================== 百人一首第77番を題材につくりました。 読んでいただきありがとうございます。
わたの原こぎ出でて見ればひさかたの雲居にまがふ沖つ白波/法性寺入道前関白太政大臣 (76/100) ================== 百人一首第76番を題材につくりました。 読んでいただきありがとうございます。
契りおきしさせもが露を命にてあはれ今年の秋もいぬめり/藤原基俊 (75/100) ================== 百人一首第75番を題材につくりました。 読んでいただきありがとうございます。
憂かりける人を初瀬の山おろしよはげしかれとは祈らぬものを/源俊頼朝臣 (74/100) ================== 百人一首第74番を題材につくりました。 読んでいただきありがとうございます。
高砂の尾の上の桜咲きにけり外山の霞立たずもあらなむ/前中納言匡房 (73/100) ================== 百人一首第73番を題材につくりました。 読んでいただきありがとうございます。
音に聞く高師の浜のあだ波はかけじや袖のぬれもこそすれ/祐子内親王家紀伊 (72/100) ================== 百人一首第72番を題材につくりました。 読んでいただきありがとうございます。
夕されば門田の稲葉おとづれて芦のまろやに秋風ぞ吹く/大納言経信 (71/100) ================== 百人一首第71番を題材につくりました。 読んでいただきありがとうございます。
さびしさに宿を立ち出でてながむればいづこも同じ秋の夕暮れ/良暹法師 (70/100) ================== 百人一首第70番を題材につくりました。 読んでいただきありがとうございます。
嵐吹く三室の山のもみぢ葉は龍田の川の錦なりけり/能因法師 (69/100) ================== 百人一首第69番を題材につくりました。 読んでいただきありがとうございます。
================== 短歌です。 読んでいただきありがとうございます。
心にもあらでうき世にながらへば恋しかるべき夜半の月かな/三条院 (68/100) ================== 百人一首第68番を題材につくりました。 読んでいただきありがとうございます。
春の夜の夢ばかりなる手枕にかひなく立たむ名こそ惜しけれ/周防内侍 (67/100) ================== 百人一首第67番を題材につくりました。 読んでいただきありがとうございます。