規格外の面白さ、ここにあり。第15回山田風太郎賞、候補作品決定!
過去一年間で最も「面白い」と評価されたエンタテインメント小説に贈られる山田風太郎賞(主催:株式会社KADOKAWA)。
その第15回の候補作品が決定しました。
■ 第15回 山田風太郎賞 候補作品
逢坂冬馬『歌われなかった海賊へ』(早川書房)2023年10月刊
河野 裕『彗星を追うヴァンパイア』(KADOKAWA)2024年8月刊
蝉谷めぐ実『万両役者の扇』(新潮社)2024年5月刊
長浦 京『1947』(光文社)2024年1月刊
早見和真『アルプス席の母』(小学館)2024年3月刊
※著者五十音順
山田風太郎賞は2009年に創設された文学賞です。
選考会は、2024年10月21日(月)に東京會舘にて開催予定です。
■ 山田風太郎賞 概要
戦後日本を代表する大衆小説作家、山田風太郎。本賞は氏の独創的な作品群と、その作家的姿勢への敬意を礎に、有望な作家の作品を発掘顕彰するために創設されたものです。ミステリー、時代、SFなどジャンルを問わず、対象期間に発表され、最も面白いと評価された作品に贈られます。
■ 過去の受賞作一覧
第十四回(2023年)前川ほまれ『藍色時刻の君たちは』(東京創元社)
第十三回(2022年)小川 哲『地図と拳』(集英社)
第十二回(2021年)米澤穂信『黒牢城』(KADOKAWA)
第十一回(2020年)今村翔吾『じんかん』(講談社)
第十回(2019年)月村了衛『欺す衆生』(新潮社)
第九回(2018年)真藤順丈『宝島』(講談社)
第八回(2017年)池上永一『ヒストリア』(KADOKAWA)
第七回(2016年)塩田武士『罪の声』(講談社)
第六回(2015年)佐藤正午『鳩の撃退法』(小学館)
第五回(2014年)荻原 浩『二千七百の夏と冬』(双葉社)
第四回(2013年)伊東 潤『巨鯨の海』(光文社)
第二回(2011年)高野和明『ジェノサイド』(角川書店)
第一回(2010年)貴志祐介『悪の教典』(文藝春秋)