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人生初の通訳者体験で感じたこと

こんにちは。

タイトル通りですが、なんと、アラフォーにして通訳童貞を捨てました。

生まれて初めて英語の通訳をしました。

とだけ書くと誤解を招くので少し補足。

取引仲介のような経験は長いため、ビジネス上の取引相手として”結果的に”通訳することはありました。お客さんのアテンドしたり、取引を代行したりといった形です。

ただ、”通訳者として”はなかったんですよね。ある意味素人童貞みたいなもんです。

今回初めて取引には一切関与せず、通訳という役割がメインで商談に参加することに。


新規取引に向けて、日本の事業者さんと、アメリカのメーカーとのZOOMミーティングでした。

同時通訳はもち無理なんで逐次通訳。お互いの言ってることを相手に伝えるという、まぁ一般的な通訳です。

逐次通訳とは?
話者の発言の区切りごとに訳していく通訳手法です。
丁寧な通訳が可能なことから、同時通訳よりも正確に伝えることができるのが特徴です。また少人数の通訳者で対応でき、コストを抑えることができます。
話者の発言→通訳→話者の発言→通訳と、話者と通訳者が交互に話し、発言の2倍の時間がかかるため、テンポ良く進めたい会議には向きません。例えば1時間の会議時間だと、半分の時間は通訳に割かれるため、発言者の持ち時間は30分となります。

https://www.convention.co.jp/news/detail/contents_type=16&id=1069


いや〜、、、ぶっちゃけかなり緊張しました。

最初は訳せばいいんだろ?楽勝だろ?と思ってたんですが、そのさじ加減というか、色々予期せぬ戸惑いもあったりで正直パニクった。

クライアントの取引サポートや営業など仕事の延長で通訳をするのと、最初から通訳者として間に入るのって、一見似てるんですが、全然違ったんですよね。


というのも含めて、人生初の英語通訳の感想をざっくばらんにシェアしたいと思います。


①疲れた

いきなり小学生みたいな感想だけど、肌感普通の会話の3倍疲れた。
終了直後、ジンジャエールをコップ2杯分一気飲みした。

あの喉の乾きは子供とマラソン大会に出た時以来かも。

思ってた以上に、聞く時も話す時も脳をフル回転。

日英の切り替えのイメージを持ちながら、常時耳をダンボにして聞き逃さないようにしないといけないし、アウトプットの際もニュアンスや意図も伝わるように相手にとって最善の表現を選択しないといけない。

経験不足もあると思うけど、とにかくどこで力を抜いたらいいのかわからんかった。

初めてマリオカートやった時くらい肩に力が入った。


②双方の距離感の把握がめっちゃ大事

通訳に限らずかもだけど、関係者同士の距離感を把握しておくことは大事だと痛感した。

仲いいのか悪いのか?
付き合いは長いのか短いのか?
立場的なバランスはどうなのか?

それによって通訳時に選択する言葉の精度を上げられるから。


③細かく切ってくれないとしんどい

話の展開によっては説明がめちゃ長くなる時があった。すると当然こちらの負担が重くなる。

話のポイントを見失いかけたりして、申し訳ないけど聞き直す場面があった。

ある程度細かく切ってもらうようにあらかじめ伝えておいた方がよかったかも。クライアント自身が通訳を使うことに慣れていない場合は特にありがち。


④言語の切り替えを間違える

途中自分が切り替えぐちゃぐちゃになって、言語が逆になるという失態。

例えば相槌。

日本人側に英語で”Got it thanks!"と言い、アメリカ人に”なるほど、確かに!”とか日本語で言っちゃったり。

通訳の俺に通訳が必要な事態に。


⑤一平さんマジすごい

言わずもがな、大谷翔平選手の元カリスマ通訳者の彼のことです。

彼の通訳っぷりはYoutubeで何度も見たことありましたが、あれがいかに凄かったかというのを痛感しました。当然野球や業界にも精通してるだろうし、英語もネイティブかもしれんけど、その前に通訳者としてのスキルエグいんじゃないかな?

余計なお世話だけどもったいない。


そんな感じで貴重な体験をさせてもらいました!
さくっと格安で通訳依頼できるところはあまり多くないと思うので、もし興味がある人は気軽にご連絡ください。


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