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思い出のタクトリタン

アンニョン!ケイチェルおじだよ。

昨日に続き韓国料理だ。タクトリタンって知ってるかな?

おいたんが知ったのは今から15年以上前。前にも何度か書いた東京国立市にあるソウル家っていう韓国料理屋さん。そこのタクトリタンがこちら↓

鶏肉・ジャガイモ・玉ねぎ・ネギを甘辛く炒めた料理だね。

当時仲の良かった韓国人の親友と毎週のようにお店に通ってたんだけど、おいたんはこのタクトリタンが大好きでね。

その後、フランスに行って、その友人にメールで「フランスに来て1番恋しいのがソウル家のタクトリタン」って書いたら、しばらくしてその友人から国際小包が送られてきた。中にはいろんな日本の食べ物に混じって、韓国唐辛子の粉と、ソウル家のおばちゃんが書いてくれたタクトリタンのレシピが入ってたんだ。

以来、フランスでタクトリタンを作れるようになったし、帰国後も時々自分で作ったりしてたんだけど、note始めてから1度も作ってなかったな。

あやうく作り方を忘れそうだから、今日にでも作っとこうってわけだ。

材料はこちら。

ちなみに「タクトリタン」って言葉の意味は、韓国人の友人もソウル家のおばちゃんも「よく分からない」って言ってた(笑) 「タン」はサムゲタンとかと同じ「湯」だけど、「トリ」は日本語の「鶏」由来じゃないかってことらしいけど、詳細は不明。

調べてみたらいろんな作り方があって、ソウル家みたいに炒めたのもあれば、ニンジンやキノコ類が入って鍋になってるのもあるみたい。

おいたんはソウル家式で、具材は鶏肉ジャガイモ玉ねぎ長ネギのみ。おばちゃんのレシピによると、ジャガイモは先にレンチンしとくらしい。

↑ジャガイモは水を少し入れてふんわりラップで7〜8分レンチン。

で、大事なのは「ヤンニョム」っていう合わせ調味料。詳しい配合を忘れてしまったんだけど、今回は唐辛子粉コチュジャン醤油を大さじ1ずつ、砂糖ごま油を大さじ1/2ずつ、すりおろしニンニク生姜を小さじ1ずつ、コショウ少々にした。韓国の唐辛子粉がなかったので一味唐辛子を使ったよ。

まずはごま油で鶏肉を炒めます。こういう料理には断然モモ肉がいいね。

おいたんは皮をパリパリに焼いて最終的に肉に火を通して柔らかくするのが好きだけど、プリプリのモモ肉が好きな人はここは表面を軽く焼く程度でいいよ。

玉ねぎと長ネギを加えます。

レンチンしたジャガイモとヤンニョムを加えます。

よく混ぜ、蓋をしてジャガイモが柔らかくなるまで5〜10分ほど煮ます。

あとはお好みでネギの青いとこ乗せたりして完成。

mamigeさんに教えてもらったネギのカット法を試してみたけど、mamigeさんみたいに綺麗にクルクルっとならなかった( ;  ; )もっと細く切らなきゃか。

ヤンニョムの配合も良かったのか、美味しいタクトリタンができた。ほくほくジャガイモとやわらか鶏モモ肉に甘からーいタレが絡んで最高。一味唐辛子でも問題ないね。おそらく韓国の唐辛子だともっとマイルドな辛みになると思う。

副菜はスーパーのナムルを豆腐に乗せて刻み韓国海苔をかけただけの豆腐ビビンバだよ。ジャガイモが多いのでご飯はなしにしたんだけど、タクトリタンは米より冷たい豆腐に合う!ってことが分かった。この組み合わせオススメ。

おわり。

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