プロヴァンス風ヒイカの柑橘煮 〜あさりのクスクス添え
サリュー!ケイチェルおじだよ。
毎月10日はイカの日🦑ってことなんだけど、一昨日われわれイカ連盟に期待のニューカマーが登場したよ!
界隈ではQOLおねえさんでお馴染み、ぶっとびぽなちゃんだ。おいたんも作ったことのあるユイじょりさんレシピのイカ墨煮込み、美味しそうだねえ。ぽなおねえさん、イカを食べるのは好きだけどワタを捌くのがキモくて苦手なんだって(ぷぷw)
ちなみにイカ連盟では毎月10日じゃなくても前後2週間まではイカ料理を作る日ってことでオッケーだから、みなさんの加盟をお待ちしてまーす。
で、おいたんは今日何を作ったかと言うと、「プロヴァンス風ヒイカの柑橘煮〜あさりのクスクス添え」だ。「あーあれね」ってなった人がいたらビビる。むしろ料理名のどこを切り取ってもイミフでしかないよな。
こんな料理、どうせ例のレイチェルレシピだろと思ったでしょ?ところが違うんだなー。なんと、クラシルレシピなのだ!
クラシルって、しれっとこんな小洒落たレシピまで出してるからバカにできないよね。
実はレイチェル本にもイカとオレンジを炒めた料理が「プロヴァンス風」として載ってて、どうもイカ+柑橘=プロヴァンス風ってことらしい。クラシルレシピの方では「ルイユ」っていうブイヤベースに入れるソースも加えてるようだ。
では材料から説明していくよ。
これまでのイカの日ではスルメイカ、ヤリイカ、ホタルイカを使ってきたけど、今日魚屋に行ったら「ヒイカ」なる第四のイカが売ってた。まあまあ珍しいイカらしいけど、めっちゃ安かったので即買いしました。ヤリイカとホタルイカの中間くらいの大きさだな。
そして柑橘には、先日弟夫婦から大量に送られてきたタンカンを使います。ポンカンとネーブルのあいのこらしい。このタンカンについては今週末のスイーツコーナーで詳しく触れる予定だよ。
ちなみにタンカンはネーブルみたいに凄く甘くて美味しいんだけど、薄い皮が実にへばり付いてて剥きづらいのが欠点だな。
1個を絞ってちょうどレシピ量ぴったりの果汁100cc取れました。
で、ヒイカについては以下のサイトを元に捌きました。
これに書いてる通り、包丁よりキッチンバサミでチョキチョキするほうが捌きやすいです。軟骨・クチバシ・ワタ・目玉の順に取るだけ。
なかなか可愛らしい、小綺麗なイカさんです。
次にルイユは、卵黄とマスタードとオリーブオイルを混ぜるだけです。
オリーブオイルは少しずつ足して混ぜます。
レシピではトマト缶だけど、今回は湯むきしたトマトとトマトペーストを使います。玉ねぎはみじん切りします。
下準備はこんなとこかな。
フライパンにオリーブオイルで、すりおろしニンニクと玉ねぎを炒めます。
玉ねぎがしんなりしたら、白ワインを入れます。(クラシルレシピではスルメイカを使ってるので白ワインの前にイカを炒めてます)
一煮立ちさせたらトマトとトマトペースト、タイム、そしてタンカン果汁を入れます。
このまま蓋をして15分ほど煮ます。スルメイカだと柔らかくなるまで30分くらい煮るみたい。ヒイカは3分くらいさっと煮る程度が良いらしいので、15分くらいで投入しました。
ヒイカを3分ほど煮たら火を止めて、ルイユを3回に分けて混ぜながら入れます。
最後に塩コショウで味を整えて、イカのタンカン煮込みは完成。
クラシルレシピではご飯にかけてるけど、おいたんはクスクスにしよう。ちょうど魚屋に砂抜き済みのあさりがあったので、アサリ入りのクスクスにしてみます。
クスクスをアサリの煮汁で炊くという初の試みをしてみました。
沸騰した煮汁に同量のクスクスを入れ、蓋をして10分蒸らします。最後にあさりの身を混ぜてできあがり。
冷凍のフライドポテトをオーブンで焼いて付け合わせにしてみた。3日目のボルシチも。なぜフラポテを買ったのかは後日のロシア料理の記事で明らかになります。
クスクスと一緒にカレーみたいに食べてみるよ。
ほう!なかなか美味しいじゃないの。ソースが甘いんだけど、マスタードの味も効いてるし、卵黄でコクが出てる。クスクスとはかなり合う。もしかしたらご飯よりいいんじゃないだろうか。
惜しむらくはヒイカが少し煮ただけでちっちゃくなって存在感が感じられなかったとこかな。写真の通り、ヒイカとあさりの区別がつかないくらいのサイズになっちゃった。ただ、ヤリイカよりも柔らかくて美味しいかもしれない。イカ特有の噛みごたえはないけども。
肉料理にオレンジソースとかが好きな人は、ぜひイカでも試してみるといいかもしれないね。
次はレイチェルレシピの方のプロヴァンス風イカ料理を作ってみようかな。
おわり。
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