りんごのガトー・ブルトンとマカロン
サリュー!ケイチェルおじだよ。
秋と言えばりんご、ってことで先週末はりんごスイーツを作ったよ。
鳳梨酥風のガレット・ブルトンヌを作ったときに、これはパイナップル餡を季節ごとにいろんなフルーツに変えて作れそうだなって書いたわけよ。
先月ハロウィンのときにラズベリーピューレとチョコレートで作ってみたんだけど、これもすごく美味しかった。
↑このときは、不思議なことにケーキというよりサクサクのクッキーみたいになった。まさにガレット・ブルトンヌという感じ。パイナップルのときは柔らかくてケーキみたいだったんだけどね。おそらく小麦粉の種類と、フィリングの水分が少なかったからだと思われる。これはいつかちゃんと検証してみたい。
ところで、ガレット・ブルトンヌっていう厚焼きクッキーだけど、日本にしかないって知ってた?フランス・ブルターニュ地方のお菓子としては「サブレ・ブルトン」と呼ばれる塩気のある(厚焼きではない)クッキーと、「ガトー・ブルトン」っていうイチヂクやクルミが入ったタルトケーキみたいな焼き菓子はあるけど、ガレット・ブルトンヌっていう厚焼きクッキーはないんだって。
そうすると、おいたんが作ったパイナップルのやつはガトー・ブルトンってことになるな。今回はりんごで作ってみるんだけど、果たしてどうなるでしょうか。材料はこちら。
パイナップルがりんごになっただけで、ほとんど同じです。詳しい作り方は前回のパイナップルケーキの記事を見てね。
↓ひっさびさのりんごの皮むき。皮を1本に繋げるのムズイ。2個とも途中で2回切れた。
↑アイシャちゃんがマカロンになってます。
りんご400gくらいをフープロでガー。
ギリギリ焦げないくらいまで煮詰めます。計量したら190gでした。
↓こんな感じで生地でフィリングを包んで、セルクルで形を整えます。
↓卵黄に赤の色粉を混ぜたものを塗って、フォークで線書きします。
180度で25分焼きました。
↑りんごっぽい色に焼けた!
翌日曜日はマカロン作り。フィリングはスイスメレンゲのバタークリームに、先程の煮詰めたりんごの余りを混ぜることに。
↓こんな感じでりんごバタークリームができました。
↓マカロンもたくさんできた。エルメレシピのイタリアンメレンゲで。
↓ほんのり赤な色合いを目指したんだけど、ピンクになったわ。着色は依然として難しい。
りんごのガトー・ブルトンとマカロンのできあがり。
ガトー・ブルトンはクッキーというよりは、しっとりケーキみたいな仕上がり。パイナップルのときと同じだな。そしてパイナップルケーキに負けず劣らず美味しい。
マカロンはラデュレのりんごマカロンほどにはリンゴの爽やかな酸味は出せなかった。食べてるときはイマイチりんご感が分からないけど、後味で口の中にりんごの風味がめっちゃ広がる。それが紅茶と合って、これはこれですごく良い。
どちらのお菓子も近所の友人とお隣のお婆さんにお裾分け。自分のぶんはクリスマスに向けての試作なので、冷凍して解凍しても大丈夫か試してみた。マカロンは全く問題なし。ガトーブルトンは冷凍すると少し風味が落ちるかなあ。概ね問題なさそうではあるんだけど。
おわり。