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ラタトゥイユ・オムライスと、ラタトゥイユあれこれ。今年もやってきた黒塗りの天使。

ボンソワー!ケイチェルおじだよ。

そろそろラタトゥイユの季節かな?noteでは今年はまだラタトゥイユをお見かけしてないので、おいたんがご近所一番乗りをしておきたいと思います。

ラタトゥイユについてはちょうど去年の今ごろ記事を書いたことがあって、

ここに書いたように、おいたんはフランスのさるご家庭でクッタクタに煮潰したラタトゥイユを頂いてその美味しさに感動した思い出がある。以来、ラタトゥイユはクッタクタ派なんだよね。

ところで、レイチェル・クーの『パリの小さなキッチン』のラタトゥイユの頁を見たら、次のように書いてあった。

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「フランス人なら誰でもラタトゥイユの作り方には一家言あって、ディナーの場でデリケートな話題になりかねません」(笑)

で、『小さなフレンチキッチン』のティアンの頁にはこう書いてある。

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「真のラタトゥイユ通(笑)に言わせれば」、有名なレミーのラタトゥイユは実はラタトゥイユではなくティアンであり、「真正ラタトゥイユは、野菜を1種類ずつ別々に炒めてから、最後に全てを合わせます」。

フランスでも家庭ごとに様々なラタトゥイユがあるとは言え、野菜を別々に炒めるのが正統という説があるようだ。そう言えばnoteでもichiシェフがラタトゥイユを3つのパートに分けて作ってらっしゃったな。

こういう風に材料ごとに合わせた調理をすることで、各野菜の個性を活かし、飽きの来ない味に仕上がるらしい。トップ画像の至高のラタトゥイユが凄く美味しそう。

さて、実はおいたん、今年はichiシェフの作り方でラタトゥイユを作ろうと意気込んでたんだけど…

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昨日、午後のドラクエウォークで18000歩あるいたあとマドレーヌ作りをしたら疲れてしまって、ラタトゥイユ作りに取り掛かったのが夜の9時。

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めーんどくさくなって材料全部放り込んでしまいましたー!

トマト以外の材料を、蓋をして弱火で20分蒸し焼きにしました。この間にマドレーヌの記事を仕上げてアップした。

20分後にトマト缶(中身)とローリエ、乾燥タイムを入れてさらに20分、水分を飛ばしながら煮詰めます。

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最後に塩で調味して手抜きラタトゥイユのできあがり。

で、昨日はこれでオムライス作るって決めてたのだ。

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先週デミソースのたんぽぽオムライス作ったばかりだけど、早く次の巻き巻きオムライスの課題に取り組みたくなりまして。マドレーヌで余った卵液も消費したかったし。

ちなみにおいたんは巻き巻きオムライスは作ったことありません。人生初のチャレンジ。

今回は手軽にベーコンでケチャップライス作ります。

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さて、ここからが本番。

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卵は2.5個ぶんくらいです。

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卵が半熟トロトロになったら火を止めて、ケチャップライスを入れます。

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ご飯0.5合ぶんのケチャップライスだけど、全部入れた。多かったかな?

火を止めたまま端っこを巻きこみます。

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やっぱりライスの量が多いかな。本当はもっとしっかり巻き込んで、裏返してから閉じ目も少し焼きたかったんだけど、このまま「お皿で迎えに行く」方式にしました。

ドヤッ!

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林家ペーパータオルで形を整えます。

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あんまり整わなかったね(笑) やっぱりライスが多いよな。

ラタトゥイユをかけて完成。

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卵もトーロトロで美味しい。

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本当はラタトゥイユはこの段階ではもっと野菜の形がはっきり残るくらいにしたかったんだけど、いつものクセか、予定よりクタクタになってしまった。

noteを始めネットを見てると、日本ではクッタクタのグッジャグジャなラタトゥイユを全然お見かけしないんだよね。もしかして皆さん、クッタクタラタトゥイユの魅力をご存知ない?

ぜひ一度、余ったラタトゥイユでいいので、クッタクタに煮潰して食べてみて欲しい。

今日のお昼は昨日の残りをクジャクジャに煮潰してペースト状にし、パンに乗せて食べました。例えばこんな休日のランチはいかが?

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☆☆☆

話変わって、このところ手頃なお値段になってきたアメリカンチェリー。今年も黒塗りの天使の季節がやってきたようだ。去年作った「漆黒の闇に溺れる黒塗りの天使のコーヒーゼリー」の記事はこちら。

パティスリー・ケイチェル・フチューのスイーツシリーズ「黒塗りの天使シリーズ」。今年はマドレーヌを使ったプレートデザートに仕上がりました。

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漆黒の雨に彷徨う黒塗りの天使のマドレーヌアイス」。キャラメル・アプリコットのマドレーヌに、きこぺんさんの好きなモウをふんだんに使用した贅沢な一品となっております。

次は「光刺す方へ走り出そうシリーズ」の新作も考えないとな…

おわり。

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