ichiシェフのチキン・フリカッセ
ボンソワー!ケイチェルおじだよ。
フランス人は日曜のお昼にチキンを食べがち、って話はだいぶ前にしたと思う。最近のおいたんは土日は夜じゃなくて昼ごはんを作ってるから、日曜のお昼はフランス人みたいにチキンといこう。
オーブンでローストするのもいいけど、これから寒い時期にぴったりの鶏料理と言えばフリカッセ。そう言えばおいたんは今までに豚肉のブランケットは作ったことあるけど、鶏のフリカッセはなかったことに気づいた。そしたらちょうど良く先日、noteでフランス在住のichiシェフがレシピをアップされてました。
ichiシェフの言えばnoteご近所の方々にはお馴染みとは思うけど、フランスの三ツ星レストラン“ジュルジュ・ブラン”で働いていた経歴もあるお方。しかもヴィアンド(肉料理)担当として、ジョルジュ・ブランの看板料理である「ブレス鶏のフリカッセ」を任されてたというのだからすごい。
noteでは普通の鳥もも肉を使って、ジョルジュ・ブランの看板メニューと同じ手法でフリカッセを作る方法を教えて下さってます。ネットにフリカッセのレシピは数あれど、ichiシェフのレシピこそ最強レシピと言って間違いないでしょう。
できるだけ忠実に作ってみます。材料はこちら。
詳しいレシピはichiシェフのnoteをご覧ください。
骨つきモモ肉はこんな風に切りました。
鳥にコンガリ焼き目がついたら取り出して、玉ねぎ・マッシュルーム・ニンニクを炒めます。
白ワインを入れて煮詰め、鶏肉を戻して生クリーム投入。
弱火で20分ほど煮ました。
20分後に再び鶏肉を取り出して、ソースを濾します。
煮てるあいだにクリームが分離するので、濾したやつをハンドブレンダーで滑らかにします。
これで綺麗なソースになった!鶏肉と一緒に温めます。
↑さらに濾して残った野菜にもソースを少し足して、付け合わせにします。レストランでは濾したあとの野菜は捨てるらしいけど、ichiシェフはしっかりそれも活かす方法を教えて下さっております。なお、元レシピにはないけどブロッコリーが余ってたので、一緒に入れてみた。
鶏肉とソースが温まったら、ニンジンバターライスと一緒にお皿に盛り付けます。
ニンジンバターライスもichiシェフの記事があるよ。
おいたんは元々「シチューはご飯にかけて食べる派」なので、ソースでご飯を食べる気まんまん。ブイヨンなどは入れずにニンジンとバターだけで炊飯器で炊きました。
ソースが濃厚でおいちー!(ichiシェフだけに)
お決まりの冗談はさておき、いやホント、美味しい以外の言葉が見つからないとはこのこと。ソースに鶏とマッシュルームの旨みが出まくって、そらに濾してブレンダーにかけたぶん雑味なく舌触りの良い滑らかな味わい。
普通のクリーム煮にほんの一手間かけただけで、一流レストランみたいな料理になるんだから凄いよねえ。ハンドブレンダーお持ちの方はぜひお試しを。「今日は鶏のクリーム煮だよー」って言ってこれが出てきたら、食べる人は度肝抜かれると思う(笑)
おわり。