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サンマのベッカフィーコと白いミネストローネ

ボナセーラ!ケイチェルおじだよ。

少し早めに仕事が終わった今日、夜ごはんは魚でも捌くかっーって考えながらウォーキングに出たんだけど、魚屋に寄るのを忘れてしまうウッカリおじさんになっちゃった。

noterさんたちのメニュー参考にしようと歩きながらnote見たりしてたからこうなる。今日作ろうと思ったのはこちらのお二方のメニュー。

定期のkaorinaさんレシピチャレンジに加えて、新たにチョコチップさんレシピチャレンジにも取り組みます。

イワシのベッカフィーコと、トマトを使わない'白い'ミネストローネ?ミネストローネ・ビアンコとでも言うの?とにかくその2品を作ろうと思ってたんだけど、近所のスーパーでは生のイワシが売ってないというね。

魚売り場を見てたら、生サンマはたくさんあって「サンマで作っても美味しいんじゃね?」って思ったわけよ。姿形を見たらサンマってビッグライトで大きくしたイワシみたいだし、もし目隠しされてサンマとイワシの刺身出されたら味だけで区別できない自信ある。

ところでベッカフィーコって名前が面白いよね。Jリーグの監督のフィッカデンティさんの名前を初めて聞いたときと同じくらいインパクトある。

マッシモ・フィッカデンティ現名古屋グランパス監督(Wikipediaより)

フィッカデンティさんのときの我らがFC東京は盛り上がったなあ。

ベッカフィーコの名前の由来はkaorinaさんの記事を見ていただくとして、さっそく作っていこう。

だいたい1人前の予定。ほら、このサンマ、もしスモールライトで小さくしたらイワシと見分けられる人いる?

松の実5g、生パン粉20g、イタリアンパセリ好きなだけ、レモン汁大さじ半分、オリーブオイル大さじ1、塩少々をフープロにかけます。シチリアには甘くないレーズンってのがあるらしい。日本にはないので省略。

本当は粗みじん切りらしいけど、松の実のみじん切りとか面倒くさいんでフープロにかけた。セッティングと片付けの手間考えても絶対ラクだったと思う。

サンマを捌きます。まず頭を落として

腹を切ってワタを掻き出し、流水でよく洗います。洗ったら頭から骨に沿って包丁を入れていく。大名びらきって言うらしい。まかないチャレンジの大将が言ってた。

一応三枚におろせたけど、骨に身がつきすぎた。

もったいないので中落ちをこそいで追加。

おいたん、焼きサンマ食べるとき中骨の周りの身をペロって剥いで食べるの好きなんだよね。

2匹目はコツをつかんでもっと上手くできた。

キッチンペーパーで水気を拭き取って、半分の長さに切って、上からフープロしたパン粉類を乗せます。

クルッと巻いて、竹串を刺します。

フィッカデンティ…じゃなくて何だっけ?ベッカフィーコか。そういう名前の鳥がいるらしくて、イワシの尻尾がピンと立ってその鳥に見えるのが由来らしいけど、一応サンマでも尻尾を立てたので許してkaorinaさん🙏

ポロポロこぼれたパン粉を上からかけて、オリーブオイルとレモン汁を回しかけ、砂糖と塩をちょっとふりかけます。

あいだにローリエ挟んでみた。あとはこれを180度のオーブンで焼くだけです。

さて次はミネストローネ・ビアンコを作っていくよ。実際にはベッカフィーコ作る前にだいたいの作業は終わってたんだけど。

2人前の予定。ニンニク、ニンジン、玉ねぎ、セロリに加えて、冷蔵庫に余ってた大根とザワークラウト使ってみる。ザワークラウトは水で洗っておいた。そうすると栄養台無しな気がしなくもないけど、今回は酸っぱくならないようにしようかと。バゲットが半分で売られてたのが嬉しい。

コメント欄でチョコチップさんに作り方を教えてもらったんだけど、オリーブオイルにニンニク炒めて、そのあと野菜を鍋底が焦げ始めるくらいまで炒めるらしい。放置してたらちょうど焦げ始めくらいに。

ここでおいたんは圧力鍋使うことにします。野菜を圧力鍋でクッタクタに柔らかくするの好きなんよ。ザワークラウト入れて、塩少々して、ローリエ乗せたところ↓

教わったレシピではブイヨン入れるみたいだけど、ザワークラウト入ってるし、ここはブイヨンなしで塩のみの味付けにしてみよう。

20分加圧して、そのあとカリカリに焼いたバゲットを入れます。これくらいかな?

イタリアではこういうのもミネストローネって言うのかしら。とにかく、パンを入れた後も20分ほど弱火で煮込みます。この間にベッカフィーコをオーブンで焼いてた。

ミネストローネはお皿に盛ったあとに追いオリーブオイルして、粉チーズと黒胡椒をふります。チョコチップさんが「削ったチーズ」ってサラッと書いててビビった。削る系のチーズって手を出しにくいよな… コープの粉チーズはなかなかなのでこれで代用。

というわけで、今日の晩ごはんはこうなりました↓

まずはフィッカデ…じゃなかった。何だっけ?ベッカフィーコ。覚えられないw

なにこれうんま!

サンマでも全然ウマいじゃん!魚+パン粉が素晴らしく合う。青魚の食べ方の新境地を開いた感じがする。フライとはまた違った、少ししっとりしたパン粉に脂の乗った魚の身が絡んで、とにかく美味しい。これはまた作りたい(プロヴァンス風ってのもあるらしい)。

お次はミネストローネ。

これもまた何コレうんま!ってなる。

正直、バゲットを入れて煮込むって聞いたとき「え?」ってなったんだけど、ちょうど味噌汁にお麩が入ってるみたいに、程よくトロトロになりつつも、スープに溶けるわけでもなく、決して味を濁らせないのが凄い。

チーズかけるのもgood…じゃなかったbonoって言うべき?チョコチップさんが「ミネストローネの概念が変わる」って言ってたけど、ほんそれ。

個人的にはザワークラウト入れたのも、圧力鍋で煮込んだのも、ブイヨン入れなかったのも、正解だったような気がするなあ。もともとのレシピ本通りの味を知らないから何とも言えないけど。

ミネストローネは鍋にあと1皿ぶん残ってるんだけど、明日まで取っておける自信がない。このあと夜食に食べてしまいそうだ。

というわけで、ベッカフィーコとミネストローネ・ビアンコ、みなさんにもぜひおすすめです。

***

食後のデザート。今年もこの季節がやってきた。

ロッテのバッカス、異様にうまいよね。最近こそたまに洋菓子買ってるおいたん、以前は全くお菓子買わない人だったけど、このバッカスとカルバドスだけは季節に数回買ってた。ラミーはあんまり好きじゃない。カルバドスはまだ売ってなかったけど、バッカスはパッケージ変わってちょっと大きくなってる?中を開けたら、なんと!

中身は逆に去年のより少なくなってる気がするんだけど、気のせい!?

最近、シレっと内容量減らされてる菓子が多いみたいね…

おわり。

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