TikTokで目立つ!選ばれる!アカウント初期構築の考え方!
ビジネススクール「北原の精神と時の部屋」にて展開中の「TikTok実践会」(以下、実践会)では、1秒勝負と言われるショート動画でユーザーの心を掴み感情を動かす方法と、TikTok運用を実践します。
講師を務めるのは、TikTok運用代行事業で年商1億円を達成した荻原空さん。
空さんのTikTok運用の強みは「マーケティング力」。
実践会では、60社以上のTikTok運用代行経験で培ったノウハウを、再現度高くテンプレート化したシートを元に、競合分析からキャラクターの作り込み、ショート動画作成の具体的な方法までお伝えします。
「TikTokは若者が踊るだけのSNS」という時代は終わり、店舗ビジネスだけでなく、無形商品とも相性のいい市場に育ってきています。
この記事では、実践会でおこなわれた講義の一部を特別に公開します。
TikTokの拡散性を活用し、集客・採用にブーストをかけたい方はぜひ最後までご覧ください。
講師情報
SNSは大逆転のチャンス!ロードマップを理解して一気に突き抜けよう!
SNSには、学歴や実績があるにも関わらず、求める成果を得られていない方が非常に多くいらっしゃいます。
日々、ご相談をお受けする中で分かったのは、圧倒的な強みがあるにも関わらず、成果が出せない発信者の多くが、ゴールまでの正しいロードマップを敷かないまま、やみくもに発信しているという共通点があることでした。
集客をしたいのに集客につながる運用になっていなかったり、採用をしたいのにターゲットにリーチする発信になっていなかったり。
正しいロードマップを知らないままでは、どれだけ実績があっても、それを発信力や影響力に変えることはできません。
ですが、これは裏を返せば、学歴や実績がなくても、ロードマップに沿った運用をすることで、一発大逆転のチャンスがあるとも取ることができます。
実際に僕自身も、起業初期は学歴も実績もお金もなく、野宿とヒッチハイクで生活をしのいでいました。食費すらなく、ガリガリだったことは今となってはいい思い出になっています。
それから7年後。僕は、幸運にも、成果につながる行動の仕方を知ることができたおかげで、TikTok運用代行事業を軌道に乗せることができ、当時の僕からは想像もつかないような世界にいられています。
しかし、当時の僕と同じように、うまくマネタイズにつなげられないまま、挑戦の限界を迎えてしまう人も少なくありません。
この実践会では、失敗も成功も経験した僕が知りうる全てをお伝えしようと思っています。
TikTokに関して言えば、ビジネスアカウントを中心に60社以上の運用を代行してきたデータがあります。
中には、0から総フォロワー数50万人超になったクライアントも。僕に任せていただければ「業界TOP5の認知度獲得」は約束できます。
実際に、僕がクライアントのアカウントを運用する際に使用している考え方に沿って、初心者の方でもすぐ実践できるよう伝えていくので、最後までついてきてくださいね。
集客・採用につながるアカウント初期構築ロードマップ!
集客・採用につながるアカウントの初期構築の場面で、特に重要な3つのポイントについて解説します。
①強みを発掘する
面白いコンテンツが飽和している今、「選ばれる理由」を意図的に作らなくてはユーザーから選ばれることはできません。
そのために、僕が最初にやることは、①クライアントの「強み」探しです。
「北原孝彦」アカウントを例にお話しましょう。実は、北原さんのアカウントを軌道に乗せるまでにはかなりの苦労がありました。
はじめに僕が目をつけた北原さんの強みは、何より「総年商50億」という圧倒的な実績の部分でした。
しかし、「総年商50億」を打ち出しても動画は全然まわりません。少ないときには数百再生で止まってしまうこともあり、どうしたものかと悩みました。
そのときに、僕は決定的な間違いに気づいたんです。
それは、僕たち起業家/経営者からすれば「総年商50億」という実績は強みとして光りますが、TikTokユーザーにとっては「総年商50億」という実績は強みではないということです。
一般層からすると、月商100万でも、年商1000万でも、年商1億でも、「お金持ち」のくくりで同じに見えてしまうもの。
何も知らない人からすれば「総年商50億」は、選ぶ理由にはならなかったんです。
そこで僕は、SNSで光る「強み」とは、”誰からみても「普通じゃない」と分かる特徴”のことだと気づきました。
それから、
という問いを何度も繰り返し考え、たどり着いた答えは「怪しい人✖️ビジネス」でした。
怪しさ全開で真面目にビジネスのことを語るキャラクター設定を取り入れたところ、視聴が伸び、数百再生だった動画が、数万~数十万再生までされるようになりました。
この事例を参考に、”誰からみても「普通じゃない」と分かる特徴(強み)”と”何を語るか(発信ジャンル)”を掛け合わせ、どんな設定・キャラクターでいくのかを決めてみてください。
②アカウントの土台(肩書き)を決める
人がアカウントをフォローするのは「自分にメリットがある」ときです。
「有益だ」「面白い」「元気が出る」など、自分にとってメリットがあって初めて「また見よう(フォロー)」という行動につながります。
つまり、発信するときには「相手にどんなメリットを与えられているだろうか」と常に考えなくてはなりません。
そのメリットを端的に表す「肩書き」はアカウントの第一印象を決める看板のようなもの。北原さんのアカウントでいえば「起業家育成の専門家」がそれにあたります。
肩書きひとつとっても手を抜かず、以下のポイントを参考にしながら、フォローするメリットを訴求するようにしてみましょう。
③センターピン(視聴完了率)を意識する
ここまで出来たらいよいよ動画投稿です。
コンテンツの評価軸としては、「再生回数」「いいね数」などさまざまな指標がありますが、集客や使用を狙った運用の場合は「視聴完了率(最後まで動画を見てもらえた割合)」をセンターピンにおきましょう。
なぜなら、集客や採用においてミスマッチを防ぐには、商品や自社についてよく理解していただくことが重要だからです。
あとから「思っていたのと違った」「期待外れだった」とクレームやトラブルに発展しないよう、興味を持ってくれた人にしっかりと動画を見てもらうことを目標にしましょう。
視聴完了率をあげるポイントが「感情を動かすこと」です。
これらを刺激する動画は非常に伸びやすい傾向にあります。
いきなりオリジナルでこのような動画を作るのは難しい場合は、伸びている動画をオマージュするところから始めてもかまいません。
勝ち方はビジネスもTikTokも同じ
ここまでを抑えて運用を始めていただければ、大きく外れることはありません。あとは、投稿を続けながら、データを見つめ、軌道修正を細かく行っていきましょう。
僕がTikTok市場で年商1億円という結果を出せた理由のひとつに、マーケティングの強さがあります。
うまくいったことにも、うまくいかなかったことにも原因があり、原因を深掘りして再現性を見つけていけば、勝ちパターンを繰り返すだけ。
例えば
これさえできれば、月の売り上げが一桁二桁変わることを僕自身も立証してきました。
TikTok運用も同じです。データを咀嚼して、原因を追求して施策を練りながら、正しい方法でSNS運用を行えば、必ず結果がでます。
この実践会を活用いただきながら、TikTokを味方につけて、ビジネスを大きく成長させていきましょう。
▼荻原空さんのInstagram▼
▼YouTubeでは実践レベルの内容を発信しています▼
執筆:今村ゆり(株式会社 北原孝彦・広報)