集客特化のSNS運用に必要な3つの投稿パターン──SNS運用講師 関直也
集客においても求人においてもSNS発信はマスト。
お客さまの情報収集能力はどんどん高まり、あらゆる情報を集め、比較し、吟味した上で、購入に至るパターンが当たり前のようになっています。
つまり、「ネット上に情報がない」は、比較検討の土俵にも立たせてもらえないどころか、知ってもらうことすらできないという厳しい現実。
しかし、
と苦手意識を持たれる方が非常に多いようです。
今日は、そんなあなたの背中押しになるように、2400名以上の起業家が参加するビジネススクール「北原の精神と時の部屋」でSNS分野の講師を務める関直也さんに、SNS運用の根幹に関わるマインドセットから、具体的なノウハウまでを教えてもらいました。
ぜひ、最後までお読みいただき、今日からの発信活動にお役立てください。
取材・執筆:今村ゆり(広報)
講師情報
フォロワー数約9万人を誇る「北原孝彦」のX運用を監修。ただ「フォロワー数を増やす」「バズらせる」のではなく、お客さまになるべき人に発信を届け、リスト獲得にまでつなげる導線設計が強み。多数クライアントのX運用代行にも携わり、リスト獲得に貢献するなど、再現性も確立済。ビジネススクール「北原の精神と時の部屋」では、X運用担当講師として、その知識を惜しみなく提供している。
ちょっと待って!SNS初心者にありがちな大失敗!
はじめに、SNS初心者が陥りがちな落とし穴として「フォロワー数を増やさないと収益化できない」という思い込みがあります。
フォロワー数、インプレッション数、いいね数、リポスト(リツイート)数と、目先の分かりやすい数字に振り回されるばかりに、“収益化につながる投稿”がおざなりになり、ただ“反応が取れるだけのアカウント”が出来上がってしまうんです。
はじめに知っておいていただきたいことは“収益化につながる投稿”と“反応が取れる投稿”は別物だということ。
時事ネタに触れながら、流行の型にならった投稿を行い、小手先のテクニックを使っていけば、反応が取れるアカウントは作れます。
ただ、そこに反応をくれるのは興味本位で集まったギャラリーでしかなく、あなたのお客さまになる人ではありません。
加えて、「フォロワー数を増やさないと収益化できない」という思い込みにより、自ら収益化までのハードルを上げてしまう人もいます。
と目標を立てるのはおすすめしません。
ある統計によれば、10,000フォロワーを超えているXアカウントは、全アカウントのたった0.6%に過ぎないそうです。
それだけ、フォロワーを増やすことは難易度が高く、何より時間がかかるものなんです。
自ら収益化を遅らせるような目標設定はやめましょう。
たった数百フォロワーでも収益化できているアカウントはたくさんあります。
まずは「フォロワー数を増やさないと収益化できない」という思い込みを捨ててください。
総年商50億円!北原孝彦アカウントの監修者が教える"収益化につながる投稿"3パターン
「フォロワー数を増やさないと収益化できない」、この思い込みを手放したら、いよいよ発信です。
これから“収益化につながる投稿”を3パターンお伝えします。
このパターンを軸に発信を続けていただければ、少ないフォロワー数でも集客力のあるアカウントになりますよ。
①お役立ちコンテンツ
お役立ちコンテンツ、つまりノウハウ提供はビジネスアカウントには必須の発信です。
とはいえ、難しく考える必要はありません。
フォロワーの「負の感情(悩み)」に対する解決策がそのままコンテンツになります。
「太っているのが嫌だ」という悩みに対して、効果のあったエクササイズ法を伝える
「お金がない」という悩みに対して、今日から実践できる節約術を伝える
このようなイメージで、あなたがすでに持っている知識・経験を、身近な誰かにアドバイスしてあげるように投稿してみてください。
②自己開示コンテンツ
ビジネスアカウントには適度な自己開示も必要です。
お役立ちコンテンツで次第に”先生化”していくと、近づきにくい(問い合わせやDMをしづらい)存在になってしまい、接触のチャンスを逃してしまうからです。
ただし、「自己開示」といっても自分のことをなんでもかんでも投稿すればいいわけではありません。
「ラーメンを食べた」のようなプライベート投稿は大間違いなので要注意。
自己開示コンテンツのポイントは、親近感をつくること。
親近感は「わたしと同じだ」という気持ちから生まれる感情です。
その発信のヒントは、自身の欠点やそれを乗り越えるためのプロセスにあります。
北原孝彦アカウントであれば
のような過去のエピソードを自己開示として織り交ぜながら、お役立ちコンテンツとのバランスをとっています。
③セールスコンテンツ
セールスコンテンツはお客さまの購買意欲を刺激する投稿です。
お客さまの実績報告やお客さまの声を取り上げるのもその一例ですね。
お客さまの声をとおして、その商品によってどんな問題が解決されるのか、どんな欲求を満たしてくれるのかを伝えることができます。
また、活動報告もセールスコンテンツの一つです。
「セミナーをした」「個別相談をした」「講義をした」、どんな些細な活動もガンガン取り上げて、お客さまに価値提供するさまをタイムラインに刻んでいきましょう。
北原孝彦アカウントでも、スクールメンバーの成果報告を取り上げたり、イベントごとに活動報告を投稿していますので、ぜひ参考にしてみてください。
こういったセールスコンテンツは当然反応がとれません。
目先の数字にとらわれた運用をしているとつい止めてしまうのですが、集客のためには絶対に止めてはいけない投稿パターンなので、迷ったときは記事冒頭のマインドセットに戻ってくださいね。
SNSの目的は売上をあげること
ここまでお伝えしてきた投稿をバランスよく取り入れていただくことで、自然と商品の成約につながります。
SNSの目的は売上をあげること。
フォロワー数を追った小手先のテクニックに振り回されたり、インフルエンサーと自分を比べてブレたりすることなく、正しい発信を心がけ、売上の最大化を目指していきましょう!
もっともっと学びたい方へ!
広報ゆりにこが、関さんに本気のSNS相談をぶつけてみました!
今日のテーマがより落とし込みできると思うので、ぜひご覧ください!
編集後記(広報・今村ゆり)
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