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文学賞に出すか、noteで公開するか悩んでいる作品が下書きにある
書き手にとってはとても悩ましい問題である。目の前にある「いいね」を狙ってnoteで公開してしまうか、ブログに出してビューを稼いで収入を得るか、それともその先の未来を見据えて文学賞に出してそれが大跳びするのをお腹のなかで何かがうごめくのを抑えつつその時を待つか。
今のライターという働き方は好きだけども、エッセイや物語として或る一時の感情や流れゆく情景を文章として保存するようなこともやっていきたい。だいぶわがままな考え方だが、ライターとして産業、社会に直接役に立ち続けたいという思いと、書き手として、商業的になれば自分の生活が安定するのでそれはそれでありがたいが、目の前にある人々の生活を写したり、見えないものを立ち上がらせるような文章を残していきたい、「書く人」として二足の草鞋を履いていたいのだ。さらにわがままを言うと、今は小学生〜高校生まで人前にたち勉強を教える立場でもあるので、教育に立ち会い、彼ら学生には私の経験を踏み台にしてもらって成長してもらいたい。三足の草鞋である。
文学賞の締切までもう少しその作品を温めつつ、他の仕事の文章やエッセイを書く中で再考し、自分の中で最高の選択になるようにしたい。
ちなみに最近よかった小説はこれ。芥川賞受賞作で「読みづらそう」「敷居が高そう」と思われる方もいらっしゃると思いますが、これは全然そんなことないです。読み応えはすごいです。 山好きな方もぜひ。今見たら30%ポイントバックもしてました。
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![かぼちゃ太郎@タイ・チェンマイ ライター/エッセイスト](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/33611445/profile_4194b7640e82f0d9b1429719761135f2.png?width=600&crop=1:1,smart)