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カートについての記事
イントロ
この記事を書く私はカートについて無知である。そのため、引用ばかりの文章になってしまうだろうが、どうかご了承を。
レーシングカートの種類
キッズ/ジュニアカート
子供用に作られた、通常サイズより小型のレーシングカート。シャシー(車体)のサイズや搭載エンジンには、年代やレベルに応じていろいろな種類がある。まずは対象年齢をチェックした上で、地元でレース等が盛んに行なわれているパッケージのマシンを選ぶのが賢いチョイスだろう。
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レンタルカート
サーキットに常設されているマシンを、ユーザーがレンタルして走れるカート。純レーシング仕様のカートより安全性や耐久性を高めたシャシー(車体)に、200cc前後の4ストローク汎用エンジン(発電機などに用いられる多目的エンジン)を搭載したものが一般的。
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スポーツカート
レンタルカートとレーシングカートの中間に位置するマシン。運動性能に優れた純レーシング仕様のシャシーに、レンタルカートで一般的な4ストローク汎用エンジンを搭載する。レンタルカートと異なり、マシンを自己所有してスポーツ走行やレースを楽しむのが一般的だ。
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レーシングカート【初・中級者用】
エンジョイ指向にあるレンタルカートやスポーツカートとは別に、純粋に速さを追求した競技用カートをレーシングカートと呼ぶ。初・中級者用として一般的なのは、ヤマハKT100SD(押しがけ始動)/KT100SEC(電気式スターター装備)に代表される空冷100ccのエンジンを搭載したものだ。
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レーシングカート【上級者用】
上級者用のレーシングカートは、水冷125ccなどのハイパワー版エンジン(ロータックスMAX、イアメ・パリラX30等)と、よりグリップ力の強いタイヤを装備する。また上級者用のレーシングカートには、6段変速機構を備えたミッションカート(シフターカート)もある。
ここまでは小さなあの乗りのもの分類わけを向てきたが、スピード重視のカート内でも「さらに種類が分かれているようだ。
スプリントカート
一般的なレースで使われるレーシングカートといったら、これを指すことが多いと言います。
レースの数や競技人口もこれが一番多いのだとか。ただし基本的には自分でカートを購入した上で、それをコースに持っていって走行代をサーキットに払って走るため、どうしても準備と費用はかかることに注意は必要です。
ただし一度買ってしまえば1日につき6000円~10000円程度(おおよそ、1日6時間ほど走る場合の計算です)で走ることができる上、レンタルカートと比べてスピードも速いのが魅力です。
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サーキットカート
スプリントカートよりも、さらに速度が出るカートがサーキットカートです。カートコースではなく、この車専用のサーキットで走るカートであり、最高時速は脅威の時速200km超えとも言われています。
この速度を出すためには、空気抵抗を減らすことも非常に重要となってきます。それゆえ、カート全体がカウルで覆われているのです。
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見分けがつかない・・・・、まあいいや。
次へいこう
カートの部品名
では次にカートの部品の名前について調べてみようと思う。
構造
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■ステアリング
ダイレクトに伝わる方式でハンドリングは
遊びがないため、逆に動きが覚えやすい。
■アクセルペダル
カートは右がアクセル、左がブレーキ、
早く走るためには一番の大切なポイント。
■シート
身体をカバーしてくれるバケットタイプ。
安全のために自分の体に合ったサイズ
選びは大切。
■サイドボックス
サイドバンパーに取り付き、安全に走る際の
パーツ、ステッカーを貼ってカッコ良くしよう
■タイヤ&ホイール
タイヤは内径5インチの専用タイヤを装着。
ドライ用のスリック/ウェット用のレインタイヤ
ホイールは各メーカーからいろいろ出ている。
■キャブレター
燃料と空気を混ぜエンジン内で爆発
しやすい混合気を作り出す。
カートは乗ったまま、キャブの調整が
できるため自分でできる様にがんばろう。
■チェーン&スプロケット
■エンジンカート駆動の要。エンジンのパワーを
リアアクスルシャフト、タイヤに伝える。
ギヤー比はコースに合わせて交換。大人用は排気量100cc 2サイクル
空冷単気筒エンジン構造はシンプル
エンジンによって12000~22000回転廻る。
■レーシングカートはどんな人がやっていますか?カートを楽しんでいる方は、10代から50代の老若男女。
一番多いのは25歳から35歳くらい の方です。
みんな各自が自分に合った楽しみ方で、カートに取り組んでいます。
始めてしまえば、誰でもモータースポーツ、レースの世界へ参加できます。
■レーシングカートのおおきさは?カートは大人用で 長さ1820cm 幅1040cm 重量63kg (ヤマハウインホース)
子供用での場合で 長さ1575cm 巾1200cm 重量53K (ヤマハTRY)
公道は走れませんが、車の屋根の上またはハコバンにも乗るので手軽です
ほうほう、構造はなんとなく理解できたような。
では心臓部分であるエンジンはどのようなものが使われているのだろうか。
エンジン
まずエンジンを大きく分けると2ストロークエンジンと4ストロークエンジンになると思います。
カートではどちらも使用しているのですが、一般的にレーシングカート(専用のカートコースで走れるスプリントタイプ)と呼ばれているものでは2ストロークエンジンを使用しています。
排気量や始動方式、冷却方式など多少の仕様の違いはありますが、キッズカートから、大人向けの入門マシン、全日本選手権用マシンまでエンジン形式は2ストロークです。
4ストロークエンジンは車体や走れる場所は同じなのですが、レーシングカートよりもう少しホビーユースな”スポーツカート”と呼ばれているものに使用されています。
こちらは基本的に耐久レース仕様のマシンになります。
近年少しづつ人気が出てきているスポーツカートですが、主流は2ストロークエンジンを搭載したマシンになります。
2ストロークエンジン
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最小サイズは4~5歳から始められるキッズカート用で40ccのスバル製汎用エンジン”ロビン”です。
ちょっと大きめの草刈り機にも使われているエンジンですね。
上級カテゴリーになると125ccの水冷式エンジンが使用されます。
この手のエンジンはよりハイパワーで強烈な加速力を生み出します。
カートに慣れたころに乗ってみるとまた面白いですよ!
上記2つともKT100と同じ単気筒でギアチェンジなしですが、モトクロスバイク用の85cc、125ccエンジンを搭載しギアチェンジをしながら走るミッションカートもあります。
使われる燃料はガソリンスタンドで売っている普通のハイオクガソリンでレギュラーガソリンでも走るが若干パワーが出ないそうだ。
ガソリンによっても走り方が違ってくるとは、なんとまあ、奥深い世界だこと。
2ストロークエンジンのほかにも4ストロークエンジンというものがあるが、
4ストロークエンジンは、吸気・圧縮・燃焼・排気の4工程を一つのサイクルとします。2ストロークエンジンよりも燃費が良く耐久性もありますが、部品が多いため軽量化が難しくレーシングカートではスピードが出にくくなってしまいます。さらに瞬発力が2ストロークエンジンよりも劣るため、レーシングカートではあまり使われていません。
ということだ。
購入方法
購入する際のポイントは次の4つ
地元で人気のクラスをリサーチしておく
カートにはたくさんのクラス分けが存在する。使用するシャシーは同一だが、搭載されるエンジンの種類はクラスによって異なり、国や地域によって人気のあるクラスも異なる。カートレースへの参戦を考えているなら、地元のカートクラブに出向いてどのクラスに多くの人が集まっているのかリサーチしておくと良いだろう。
定評のあるシャシーメーカーを選ぶ
カート界には長年に渡り良質なシャシーを手がけ、その美しさに磨きをかけ続けてきたメーカーが数多く存在する。日本なら、ここ数年で全日本選手権や世界選手権レベルで実績を積んでいるメーカーのシャシーが良いだろう。新車でも中古でも、実績のあるメーカーが手がける良好なコンディションのシャシーなら、どんなタイプのドライバーにも適しているはずだ。次のリストに並んだメーカーは良いスタートポイントになるが、もちろんこれ以外にも良質なシャシーを手がけるメーカーは存在する。Tonykart(トニーカート)
Kosmic(コスミック)
Exsprit(エクスピリット)
FA
CompKart(コンプカート)
CRG
Fullerton(フラートン)
BirelART(ビレルART)
Sodi(ソディ)
MS
RK
OK
Intrepid(イントレピッド)
Praga(プラガ)
Mach1(マッハ1)
購入予定のカートを実際に見ておく
これはカートに限った話ではないが、自分が購入しようと考えている物を実際に見て確認しておくのが一番だ。シャシーの場合は、クラック(亀裂)が入った部分や磨耗状態などチェックすべきいくつかのエリアがある。シャシーフロント部の底面や “くびれ”(燃料タンク直下の部分)が平らになるまで磨耗しているようなら要注意だ。たいていの中古カートはこれらの部分が磨耗しているが、過度に擦り減っているものは避けるべきだ。
シャシー全体をチェックし、右リアのエンジンマウント部分も確認しておこう。エンジンマウント直後やベアリング取り付け部にクラックが入っている場合もある。溶接跡があるなら、溶接状態が滑らかに整っているか、そしてそれがプロの仕事かどうかを確かめておこう。シートとシャシーが接続されるシートステイ部に関しても同様だ。可能なら、購入前にジグに載せてみてシャシーが曲がっていないか確認すると良いだろう。
ネットオークションには注意する
eBayをはじめとするオークションサイトにもカートが出品されているが、平均水準に満たないメンテナンス状態の悪いカートが多い。英国の場合、ネットで良質なカートを購入したい場合はUK Kartingなどの専門サイトを利用すると良いだろう。ここではオークションサイトよりも専門知識と経験が豊富な人たちからカートを購入できる。このサイトで販売されているカートはすぐにレースエントリーできる状態で、さらには出品者からセットアップ方法やクセなどについての情報も得られる可能性もある。
カート購入は大きな決断だ。カートは細かなメンテナンスが必要で、チェーンやスプロケット、燃料などの消耗品もかなり多く、全てにおいてコストがかかる。しかし、カートは数あるアクティビティの中でも最も刺激的なもののひとつで、またマイカートで走れば大きな満足感が得られるので、努力する価値は大いにある。カートのコミュニティは互助精神に溢れているので、疑問に思うことがあれば、地元のカートクラブのメンバーが喜んで手助けしてくれるはずだ。
以上