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光る君へ考

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光る君への視聴後の感想です。
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2024年10月の記事一覧

光る君へ#41揺らぎ

時代が、移り変わっていく。
一条帝が逝き、三条帝へ。
25年も続くと、安定感があったからこそ、変化に戸惑ったり、思惑が交錯したり、様々ある。

見えている世界がひとそれぞれ違う。
最後に出家してしまった、明子ちゃんの息子さんは、残念だったなぁ。兼家パパのようにはなりきれない道長どん。でも明子ちゃんも、なんか怖い、政に口を出しすぎていて、男の考えを少しも理解しようとしないところが、倫子ちゃんと全く違

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光る君へ#40君を置きて

一条天皇、崩御。

なんだろう、道長はぼんやりさぶろう。
まひろは家政婦は見た的立ち位置。
主人公なのに、特にまひろは控えめだなぁ。
生き生きと生きているのが、その2人以外の人物で、二人はまるで観察者みたい。

崩御のあと、道長の涙に強い違和感を感じてしまった。いや、何も思ってないと思うんだけど、涙もろいだけ?
行成の涙は、納得がいく。誰よりも一条天皇を尊敬し奉っていた行成の背中が、時流を流すこと

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光る君へ#39とだえぬ絆

惟規くんが、とうとう、、父の越後赴任についていってその先でというのは、予習していたこととはいえ、あの家を明るく照らす太陽のような存在だった惟規くんが旅立ってしまったことは、みなの運命を変えていくことと思わざるをえない。
1回目から登場していたキャラクターだけに、がんがんに泣けてしまった。
ツンツンの賢子ちゃんが母をいたわるシーン、こんなきっかけだなんて、なんだか切なかった。

今回一条天皇も病を思

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光る君へ#38まぶしき闇

ききょうちゃん、まひろの物語を褒め褒めでしたね。前回の終わりが怖い感じだったけど、ここはそうなるかなと思っていたので、ホッとしました。

最後のシーンで、まひろが浮かべていた涙の意味は。。。
みられてしまったといった表情の道長。
運ばれていく伊周。栄華を極めたはずのものが、去っていく。甥を追い落としていった道長は、自分たちのためではないというが、本当にそうではないのだろうか。伊周の様子に胸は痛まな

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