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体験から学んだコミュニケーション

先日、社内でセミナーを開催しました
定期的に若手のスタッフへ向けてセミナーを開いています。

今回のセミナーのテーマにしたのはコミュニケーションです。

「美容師に役に立つコミュニケーション」というタイトルで開催しました。


今回、改めてコミュニケーションについて情報を得る中で、
ロジックとして理解していなかった情報も見つけることができて、
僕自身の学びにもなり、なにより面白かった。
同時に、あらゆることがコミュニケーションの力の影響を受けているように感じました

お客さまだけではなく、スタッフの指導にも、SNSの活用にも、自分との対話にも、

同じようなことが言えると僕は思います。

コミュニケーションは取ればいいわけではなく
どんなコミュニケーションをとるかによって、
プラスにもマイナスにもなります。


ちなみに僕は、
コミュニケーションを取ることが、
全くというほどできない頃があります。

美容師として働き出したばかりの頃、
お客様と会話ができず、先輩からも毎日のように指導してもらった記憶があります。

もう18年も前の話ですw
このままではダメだと思い、まずやったことは、

『聴く』ことです。
もっと言ったら『聴き出す』こと。

聞き出すためには質問が必要です。
お客さまの話に対して、
どんな反応をして、どんな質問をすれば話が続くかを毎日ひたすらやっていました。

そうしているうちに、
相手が話したくなる内容を質問で繋げていけば、話が盛り上がる事を、なんとなくで感じたんだと思います。

気づかないうちにコミュニケーションに必要な要素が身についていったようです。

しかし、
その頃は、話を続けるために必死だっただけなので、
コミュニケーションが上手いとは、違ったことも今回気づきました。。

話を続けることではなく
その人に興味を持ち、
知りたいという意欲を持って聞き出すこと

それが、いいコミュニケーションにつながる。
もっと言うと
「相手を好きになる」

これこそが、コミュニケーションの極意なのかと僕は思います。

僕は好奇心が旺盛なので、色んな人に興味を持ちます。
そもそも、美容師のようにお客様と対話をする仕事からすると、

お客様がいてくれることに感謝することが最重要なのではないだろうか

感謝することができていれば、
お客様に
もっと快適に、もっと気持ちよく
会話をしていただけるようにしよう

だからコミュニケーションのスキルを高めよう!
となるのが自然です。

「相手を好きになる」こと
コミュニケーション力を高めるための第一歩だと改めて感じました。


僕自身、この仕事で苦しんで身につけたことが、
今は自分の魅力の一つになっているのかもしれない
と思うと感慨深いです。

当時は本当に逃げ出してしまおうかと思うほどでしたが、
その壁を乗り越えて得たものは、

かけがえのない財産になっている

と感じた今日この頃です。


最後まで読んでいただきありがとうございました。

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目標は学校を作ること人を活かす学校を作りたいです。最近はいろんな人とコミュニケーションが取れる方法を考えています。何かこれから生きる人に残せるモノを作りたいと思っています。