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【完全保存版】リスティング広告のロジックツリーと改善策

皆さんこんにちは!株式会社Innovation X Solutionsの高濱です!

リスティング広告を運用するうえで重要なことは、

広告を最適化させるために、課題となっている指標を見つけ、論理的な方法で、改善すること

です。

とはいえ、

・広告運用の経験がまだ浅い方
・これから広告運用を始める方

は、「何をすれば改善できるのか、わからない…」という方もいらっしゃいます。

※私も広告運用を始めたばかりの頃は、どこを改善すれば、どの指標が変化するのか、理解をするのに時間がかかっていました…。

そんな時に役立つのが「ロジックツリー」です。ロジックツリーは、ある問題や課題をツリー状に分解し、その原因や改善策を論理的な方法で解決するものです。

今回は「【完全版】リスティング広告のロジックツリーと改善策」と題して、リスティング広告のロジックツリーを作成してみましたので、共有したいと思います!

リスティング広告のロジックツリー

結論、下記がリスティング広告のロジックツリーとなります。


画像サイズの関係上、文字が見づらくなっております。
画像をクリックし、拡大するとご覧いただくことができます。

まず、リスティング広告の改善方法としては、2点、挙げられます。

①コンバージョンを増やす
②コンバージョン単価を下げる

各項目の数式は、下記の通りです。

①コンバージョン数=クリック数 × コンバージョン率
②コンバージョン単価=クリック単価 ÷ コンバージョン率

指標はこの数式で求められることができるので、どこを改善すれば、どの指標が変化するのがわかるようになっています。

①コンバージョン数を増やす

コンバージョン数を増やす場合は、下記3つの指標を改善することが重要となります。

①インプレッション数(IMP)を増やす
(施策)キーワードを増やす、部分一致に変更する、掲載順位を上げる、1日の予算を上げる

②クリック率(CTR)を上げる
(施策)掲載順位を上げる、広告文を改善する、広告表示オプションを設定する、広告の品質を改善する

③コンバージョン率(CVR)を上げる
(施策)広告文を改善する、LPの利便性を改善する、CPAの高いキーワード・クエリを除外する、ターゲティングを見直す

上記の施策を実行できれば、コンバージョン数の増加が期待できます。

ロジックツリーの画像には、さらに細かい施策を掲載しておりますので、もっと詳しく知りたい方は、ぜひご覧ください!

②コンバージョン単価を下げる


コンバージョン単価を下げる場合は、下記2つの指標を改善することが重要となります。

①コンバージョン率(CVR)を上げる
(施策)広告文を改善する、LPの利便性を改善する、CPAの高いキーワード・クエリを除外する、ターゲティングを見直す

②クリック単価(CPC)を下げる
(施策)入札単価を下げる、品質スコアを上げる、クリック単価の低いキーワードを追加する

このように上記の施策を実行できれば、コンバージョン単価を下げることができます。

こちらもロジックツリーの画像には、さらに細かい施策を掲載しておりますので、もっと詳しく知りたい方は、ぜひご覧ください!

まとめ

今回は「【完全版】リスティング広告のロジックツリーと改善策」について解説しました!

何度も言いますが、リスティング広告を運用するうえで重要なことは、

広告を最適化させるために、課題となっている指標を見つけ、論理的な方法で、改善すること

です!

最初はすべて理解するのに時間がかかるかと思いますが、毎日、ロジックツリーを見て、改善策を実践していくことで、自然と知識・スキルが身につきます。

今回のロジックツリーの画像を保存しておき、すぐに確認できるよう、手元に持っておくと便利ですよ!


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