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モダンの5つの仮面/日本人が歩いてきた道

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日本人の意識が、なぜ1970年代に大きく変わったのか? それは、ビデオの登場によって映像の視聴体験がまったく別の形になったからです。 ビデオの登場以前は、『見たくても見られない』…
1975年には、時間意識の大きな断層があります。 そのことをテレビマンガをテーマにひもときます。
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#美術史

「モダンの5つの仮面」とは?

「対象・内容・価格」表示に関する解説は、こちら ▼▼▼ <1,370文字> あなたは、子供の頃…

01/記憶は中に取り込み、記録は外に刻むこと

<3,004文字> 【記事のポイント】記憶と記録は似ているようで、まったく違う活動です。そし…

02/見ずに信じるか? 見るから信じるか?

<2,886文字> 【記事のポイント】『この目でみないと信じない』という表現がありますが、そ…

06/変化の楽しみは反転のめまい

<2,447文字> 【記事のポイント】逆説には、ジェットコースターのようなスリルがあります。…

16/裏切り者が生きていける場所

<3,215文字> 【記事のポイント】表現主義というムーブメントは、いささか不健全なヴィジュ…

17/男の子は『合体』に目がありません

<3,164文字> 【記事のポイント】どうしてピカソのキュビスムは違った角度から見た対象を組…

27/ハーケンクロイツとドクロ

<3,080文字> 【記事のポイント】『旗』というアイテムには、不思議な魅力があります。『錦の御旗』という言葉もありますが、志や権威、あるいは理想の象徴として、旗は人を呼び寄せます。 第3章/6. ナチスと頽廃芸術展 アドルフ・ヒトラーが美術大学の受験に失敗した話は有名です。 もし合格していれば、夭折の天才画家エゴン・シーレと同級生になるはずでした。 不思議な歴史の接点です。 では、ヒトラーに美術に対する深い理解があったかというと、そうではありません。 独裁者の常と言

30/美術史のブラックボックス

<3,778文字> 【記事のポイント】日本に西洋画(油絵)が根づいたのは、意外なことに太平洋…

52/最後の敵は……

<2,278文字> 【記事のポイント】『モダンの5つの仮面』全編のしめくくりは『あしたのジョ…